先月開催されたRobomec2011では,企業ブース展示でROBOTISがDARwIn-OPというオープンプロットフォームのヒューマノイドロボットをデモしており注目を集めていました.
DARwInは研究と教育のための,小型ヒューマノイドロボットで米国NSF(National Science Foundation)の支援の元,バージニア工科大学,Purdue大学と韓国企業ROBOTISが共同で開発したものです.ハードウェア,ソフトウェアともにオープンです.
価格は約100万円でNAOよりずっと軽快に動作します.また聞きですが,ロボカップの標準プラットフォームになりたいそうです.技術的には日本の企業もこのようなものは作れると思いますが,NAOやDARwIn-OPにしてもフランスや韓国の企業が世界的に売り込もうとしています.
気をつけないと日本のロボットは,世界の潮流から乗り遅れガラパゴス化するかもしれません.
参考リンク
コメント