WinKITチームは6月26日の夜リスボンに着き、27日は大会会場の下見が終わった後、雲一つない青空の中、史跡研修を行い見聞を広めました。
さて、RoboCup2004の予選は30日から開催されます。今日28日と29日はセットアップ(試合準備)期間です。昨年よりセットアップの日数が1日削られました。ロボカップの中型ロボットリーグでは環境の認識を色で行っているため、会場の照明条件に合わせたビジョンシステムのパラメータを調整しなければなりません。そのため、調整にはかなりの時間を要するのです。
今大会からそのセットアップが2日になり、各チームは調整を急がなければなりませんが、28日の午後4時になってもコートができていません(そのため、どのチームもビジョンシステムの調整ができない)。また、照明がかなり暗いため色の識別が難しくなっていて、各チームが文句をいっています(どうやら照明が交換されるようです)。毎年のことですが、大会中は運営上でいろいろなトラブルが発生します。それに柔軟に対処することが各チームに必要となってきます。
WinKITチームはロボットなどの輸送上の問題はありませんが、他のチームと同様にコートの準備ができていないためビジョンシステムの調整やロボットのチームプレーなどの確認が全くできていません。コートの環境が整備されるのを待っているところです。28日16:35
19時からウェルカムレセプションが会場から徒歩数分のところであり、メンバーで夕食がてらいってきました。今年のウェルカムレセプションは昨年と違い質量ともかなり満足のいくものでした。
30分ほどでレセプションを切り上げ会場に戻ると、天井にある照明の付け替えが終わり、1コートだけゴールが設置されていました。2時間ほとでWinKITチームのビジョンのパラメータ調整が終わりした。本来の予定ならセットアップできるのは午後24時まででしたが、会場設営の準備が遅れたので朝まで会場で作業できるように変更になりました。 メンバーが疲れていたのと、コートは各チームのロボットで一杯になっていたため連携プレーの調整ができないため、23時30分ごろ会場を後にしホテルへ戻りました。
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