JasperをRaspberry Piで動かした。Ubuntu14.04でも動くと便利なので、インストールし動作を確認した。以下は簡単な作業メモ。説明が詳しくないので、Jasperのウェブサイトをご覧頂きたい。
- 準備
- sudo apt-get update
- sudo apt-get install vim git-core python-dev python-pip bison libasound2-dev libportaudio-dev python-pyaudio –yes
- Jasperのインストール: ここではホームディレクトリ直下ではなく、srcディレクトリを作りその中にjapserを始め、各種プログラムをインストールする。
- cd
- mkdir src
- cd src
- git clone https://github.com/jasperproject/jasper-client.git jasper
- sudo pip install –upgrade setuptools
- sudo pip install -r jasper/client/requirements.txt
- chmod +x jasper/jasper.py
- 関連ソフトのインストール
- Ubuntuにインストールした先人の知見を見るとPocketSphinxはソースからビルドしないと問題があるようなので、ここでは関連ソフトはほとんどソースからインストールした。詳しくはこのリンクを参照。
- PocketSphinx STT engine
- Julius STT engine
- eSpeak TTS engine
- Festival TTS engine
- Flite TTS engine
- SVOX Pico TTS engine
- Google TTS engine
- Ubuntu14.04と上でインストールしたpipのバージョンが合わないのでうまく動かないので、削除してeasy_installコマンドでpipをインストールし直す。インストール後のバージョンはpip 6.0.8。
- sudo apt-get remove python-pip
- sudo easy_install pip
- Ubuntuにインストールした先人の知見を見るとPocketSphinxはソースからビルドしないと問題があるようなので、ここでは関連ソフトはほとんどソースからインストールした。詳しくはこのリンクを参照。
- 関連モジュールのインストール
- Siriのような機能を実現するためには、クラウド型のAIエンジンが必要。なんと、JasperにはWolframAlphaのモジュールがあるではないか。
- WolframAlphaのパッケージを次のコマンドでインストールする。
- sudo easy_install wolframalpha
- JasperウェブサイトのThird party modulesのWolframAlphaからknowledged.pyを~/src/jasper/client/modulesの中にコピーする。
- ~/.jasper/profile.ymlに以下を追加。なお、XXYYXXX-XXXXXVVVVはAPIキーでDeveloper向けのページが制限はあるが無料で取得できる。
- keys:
WOLFRAMALPHA: XXYXXX-XXXXXVVVV
- keys:
- 実行
- ~/src/jasper/jasper.py
- WolframAlphaを使い検索する場合は、以下の容量で会話する。ただし、英語。
- You: Jasper
- Jasper: beep
- You: Search
- Jasper: what are you looking for ?
- You: What is the hightest mountain in the world ?
- Jasper: Mount Everest (8848 meters)
以上です。
これでRoboCup@HomeのBasic Function , What did you say ?は楽勝?
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