ODE本ではページ数の制限もあり開発環境についての説明が一切ないので、このウェブサイトで説明しています。
全くの初心者にとっては開発環境のインストールと使い方を覚えることが第1の関門でしょう。ここでは、今まで触れてこなかったテキストエディタについて説明します。
自分でプログラムを書くときに、ワードのようなソフトが必要です。プログラムは文字だけで構成されているのでメモ帳やワードパッドでも編集は不可能でありませんが、効率的ではありません。テキストエディタはプログラムのソースコードを編集する専用のソフトで、便利な機能があるためプログラム作成が効率的になります。
私はemacsやviを使っており、慣れると非常に便利ですが、初心者には敷居が高いものです。そこで、私の講義では寺尾進さんが開発されたterapadというフリーのソフトウェアを使っています。メモ帳やワードパッド等とほぼ同じ操作なので簡単に利用でき、初心者にやさしいソフトです。
では、TeraPadをインストールしましょう。
- インストール
- TeraPadのウェブサイトからtpad091.exeをダウンロードする。
- tpad091.exeをダブルクリックするとインストーラが起動するので指示に従ってインストールする。
- おしまい。
- デスクトップにできたTeraPadアイコンをダブルクリックする。
- タブの文字数を設定します。宗派によりいろいろありますが、私はGNU派の2です。ノートパソコンのウインドウが狭いのも理由の一つです。
- 表示→タブ文字数→2
- 表示→オプション→表示→全角空白にチェックを入れる
- 参考図書
- 中村昇著: はじめてのTeraPad (I・O BOOKS), 工学社
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