ODE講座3:インストール(Windows+Cygwin編)

ODE(Open Dynamics Engine)講座の第3回目です。今回はWindowsにCygwinをインストールしてWindows上でUNIXとほぼ同じ環境を実現します。以下の方法では約400MBハードディスクの容量が必要となります。

A.. Cygwinのインストール
1. Setup.exeのダウンロード。Cygwinのウェブサイトトップページの中ほどにあるInstall or Update Now!をクリックしてSetup.exeをダウンロードする。

2. ダウンロードしたSetup.exeをダブルクリックする。下のウインドウが開くので「次へ」をクリック。
cygwin
3.Choose A Download SourceではInstall from Internetにチェックがついているので「次へ」をクリック。
cygwin

4. Select Root Install Directoryではインストール先、インストールの対象、テキストのファイルタイプを聞いてきます。この講座ではcygwinをC:\cygwinにインストールすることを前提に説明しますのでRoot Directorを変えずに、Insall For, Default Text File Typeは推奨のAll UsersとUNIX/binaryを選択して「次へ」をクリックしてください。
なお、All Usersでインストールするためにはコンピュータの管理者の権限でログインする必要があります。File TypeをUNIXにする理由はcygwinのウェブサイトに詳しく記述してありますが、UNIXと互換性を高くするためです。
cygwin
5. Local Package Directoryはどこでも良いですがここではC:\tempにし、「次へ」をクリック。
cygwin
6.Select Your Internet ConnectionではInternet Explorerを使っている人はUse IE5 Settingsを選び、その他の人は御自分の環境を選び「次へ」をクリック。
cygwin
7.ダウンロード先を選びます。私の場合はご近所のftp.jaist.ac.jpを選び「次へ」をクリック。
cygwin
8.パッケージを選びます。C、C++の開発環境、X Windowsを選択します。
cygwin
左側にある田印をクリックすると以下のように詳細が表示されNameの列をクリックすると選択できます。以下のパッケージを選択したら「次へ」をクリック。
Devel: gcc,gcc-core, gcc-g++,gcc-mingw-core,gcc-mingw-g++,make
Editors:emacs,emacs-el,nedit,vim
X11:WindowMaker, nedit, openbox,xorgで始まるもの全て選択
cygwin
9.依存関係で不足があれば表示されるので「次へ」をクリック。私の環境では9分程度でインストールが終わりました。
cygwin
10.アイコンをデスクトップに作ります。「完了」をクリックしてインストールを完了しましょう。
cygwin
11.インストールが完了しました。「OK」をクリックして終わりです。次はODEをインストールします。
cygwin

B. ODEのダウンロード
ODEのウェブサイトの左メニューバーにあるdownloadをたどってode-0.5.tgzをダウンロードします。日本のミラーサイト(例えばJAIST)を選び、ダウンロード先はc:\cygwin\home\ユーザ名の下にしてください。

C. ODEのインストール
これからの作業はUNIXのコマンドを知っていることを前提とします。UNIXやLinuxを今まで使ったことがない人は面食らうかもしれませんが例のとおり入力してください。

1. cygwinアイコンをダブルクリックしてcygwinターミナルを開きます。以下のコマンドはこのターミナルで実行してください。
2. ホームディレクトリへ移動     
  $ cd
3. ホームディレクトリにsrcディレクトリを作成
  $ mkdir src
4. ode-0.5.tgzを展開(解凍)するとode-0.5ディレクトリが作成される
  $ cd ~/src
  $ tar xvzf ode-0.5.tgz
5. ode-0.5ディレクトリへ移動
  $cd ode-0.5
6. configファイルの設定
/home/ユーザ名/src/ode-0.5/config/user-settingsの編集
  $ cd config
メモ帳や秀丸などのエディターでuser-settingsの14行目を以下のように変更しSAVEする。
  PLATFORM=cygwin
7. makeの実施(実行ファイルを作成)
  $ cd ~/src/ode-0.5
  $ make configure
  $ make ode-lib
  $ make drawstuff-lib
  $ make ode-test
  $ make drawstuff-test
8. テスト
  $ cd ~/src/ode-0.5/ode/test
  $ ./test_buggy.exe

Simulation test environment v0.02のウインドウが開きバギーが表示されたら成功です。ごくろうさま!’a’キーを押すと前進、’z’キーで後進、’,’キーで左折、’.’キーで右折します。次回のODE講座はLinux環境下でのODEのインストールを説明します。
ODE
ODE付属プログラムtest_buggy.exeのスクリーンショット

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