RoboCup2011:ヒューマノイドリーグ来年度のルールは?

RoboCup2010チームリーダミーティング 委員選挙の開票風景

RoboCup2010ヒューマノイドリーグのチームリーダミーティングで次年度のルール改正について2時間激論された。以下にまとめます。これは正式な決定ではありませんが、各チームリーダの多数決により決まったのでこの方向性でルールが改正されると思います。間違い等があれば御指摘ください。

なお、委員の選挙があり残念ながらヒューマノイドリーグの運営委員会、技術委員会から日本人がいなくなりました。来年のRoboCupはトルコのイスタンブールで開催されます。夢考房ロボカップチームは2年間予選敗退が続きましたので、来年はJapan Openで優勝でもしない限り行かせてもらえそうにありません。

打倒!CIT Brains, Hibikino-Musashiを目標にこれから活動してもらいたいと思います。

ルール改正のまとめ

  • ティーン、アダルトサイズ
    • フィールドサイズが縦、横15%拡大
    • テクニカルチャレンジにパスチャレンジを追加
  • キッズサイズ
    • フィールド、ロボット台数は変更なし
    • 足裏の面積は小さくなる可能性あり
    • 現在のオレンジ色ボールは入手が困難なことから、通常の黄色テニスボールに変更する可能性あり。その場合は、ゴールを赤と青色に着色したいとのこと。
    • ロボットカラーの緩和。現在、ロボットは主に黒色だが、ヒューマノイドリーグを標準プラットフォームに負けないくらいより魅力的に見せるためにより明るい色グレー(例えば黒の15%)を使用可能とする。
    • テクニカルチャレンジ
      • キックハイ (kick high)チャレンジの追加。ループシュートを促し、将来的にヒューマノイドリーグのプレーを3次元化へ
      • 任意のボールをドリブル・シュートの追加。各チームが持ち寄る任意の色、テクスチャのボールを識別してドリブル、シュートを実施。
      • スローインチャレンジの廃止。新種目の追加によりスローインチャレンジを廃止。

でむ

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