RoboCup2010ヒューマノイドリーグのチームリーダミーティングで次年度のルール改正について2時間激論された。以下にまとめます。これは正式な決定ではありませんが、各チームリーダの多数決により決まったのでこの方向性でルールが改正されると思います。間違い等があれば御指摘ください。
なお、委員の選挙があり残念ながらヒューマノイドリーグの運営委員会、技術委員会から日本人がいなくなりました。来年のRoboCupはトルコのイスタンブールで開催されます。夢考房ロボカップチームは2年間予選敗退が続きましたので、来年はJapan Openで優勝でもしない限り行かせてもらえそうにありません。
打倒!CIT Brains, Hibikino-Musashiを目標にこれから活動してもらいたいと思います。
ルール改正のまとめ
- ティーン、アダルトサイズ
- フィールドサイズが縦、横15%拡大
- テクニカルチャレンジにパスチャレンジを追加
- キッズサイズ
- フィールド、ロボット台数は変更なし
- 足裏の面積は小さくなる可能性あり
- 現在のオレンジ色ボールは入手が困難なことから、通常の黄色テニスボールに変更する可能性あり。その場合は、ゴールを赤と青色に着色したいとのこと。
- ロボットカラーの緩和。現在、ロボットは主に黒色だが、ヒューマノイドリーグを標準プラットフォームに負けないくらいより魅力的に見せるためにより明るい色グレー(例えば黒の15%)を使用可能とする。
- テクニカルチャレンジ
- キックハイ (kick high)チャレンジの追加。ループシュートを促し、将来的にヒューマノイドリーグのプレーを3次元化へ
- 任意のボールをドリブル・シュートの追加。各チームが持ち寄る任意の色、テクスチャのボールを識別してドリブル、シュートを実施。
- スローインチャレンジの廃止。新種目の追加によりスローインチャレンジを廃止。
でむ
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