ロボカップヒューマノイドリーグKidsサイズの練習試合をしにCIT (chiba institute of technology, 千葉工業大学)へ行ってきました。
金沢からCITのある千葉県習志野市まで車で8時間ぐらいでした。練習試合はCITの芝園キャンパス11号館で行いました。この建物の3階はロボハウスと呼ばれ、ロボカップヒューマノイドリーグ、ロボカップレスキューリーグ、ロボワン、ライントレース、ロボット相撲などロボット関係のありとあらゆるフィールドがあります(下図参照)。しかも、とてつもなく巨大な空間で約35×70[m]程度あるとのことです。これぐらい広いとロボカップ中型ロボットリーグ(12x18m)も数面確保できます.なんともうらやましい限りです。
今回練習試合をしたCIT Brainsチームは千葉工業大学,東京大学大学院(個人),関西学院大学,ブレインズ,アクセス,はじめ研究所の合同チームで、今年のロボカップ世界大会ヒューマノイドリーグキッズサイズ3on3で3位になった強豪チームです。今年のJapan Openの決勝戦ではTeam OSAKAと延長戦の末惜しくも敗れました。世界大会でも優勝を狙える実力があります.
我々SiTIKチームはJapan OpenでCIT Brainsと対戦し、9対0の大差で敗れました。あれから約半年間、我々(主に学生が)も地道に努力を積み重ねてきたので、今回の練習試合で強豪CIT Brains相手にどこまでやれるかとても楽しみでした。さて気になる試合の結果ですが、公表しないという紳士協定を事前に結びましたので秘密ということにします。この練習試合でわかったことは、我々のロボットシステムはロバストではなく、なおかつ不安定であるということでした。これを改善しない限りは世界は見えてきません。
練習試合の後は、研究会を行いお互いのロボットシステムについて発表し、意見交換なども行いとても勉強になりました。さらに、CIT Brainsのご好意によりバーベキューパーティをして頂き、親睦を深めることもでき非常に有意義な一時を過ごすことができました。CIT Brainsは勝つために本気でやっているチームということを実感しました。
CIT Brainsの皆様、本当にありがとうございました。
でむ
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