ハッカソンといえば、IT関係がほとんどですが、ロボットに関するハッカソンが東京MegaWebで2015年8月31日(月)~9月2日(水)にあり、ロボティクス学科の学生チームKIT Roboticsが参加したのでレポートします。
参加したのは、ロボティクス学科2年岩元君、榎本君、3年古田君、機械工学専攻2年西川君(ロボティクス学科出身)と出村教授です。今回のハッカソンはトヨタ自動車主催で、トヨタが開発した最新式の生活支援ロボットHSRを使うもので、まさにロボティクス学科にピッタリのものでした。
HSRの基本システムはROS(Robot Operating System9で、OSはLinux (Ubuntu14.04)です。トヨタから提供されたAPIはPythonです。参加した学生はそれらのAPIを使い、老人の運動をサポートするロボットシステムのプロトタイプをわずか3日間で作り上げました。なお、ROSがわかればシリコンバレーで就職に困らないといわれるぐらい重要なテクノロジーになっています。
生活支援ロボットに関しては、KITロボティクス学科で勢力的に取り組んでいます。次は、生活支援ロボットの技術チャレンジであるRoboCup世界大会2016への参加を目指しています。
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