つくばチャレンジ2017が終了しました。研究室としては2008年から参加し、今年は過去最高の850mを走行しました。これも参加した学生の努力の成果です。初参加の2008年は私と学生2名のたった3名で走行距離もわずか3mでした。それから多くの学生達の努力によりROS、3次元地図、3次元自己位置推定、Deep Learningによる探索対象検出など技術レベルが向上し、ロボットも5世代目となります。ソフトウェア並びにハードウェアとも高いレベルにあると考えています。
つくばチャレンジのセカンドステージは終わりますが、来年からサードステージが始まります。研究室としては屋外での自律移動ロボットの研究開発を推進するためにも、引き続き、つくばチャレンジに参加していきます。夢考房自律走行車プロジェクトが解散し、KITでは我々の研究室だけです。興味のある学生は気軽に私に声をかけてください。学部1,2年生も大歓迎です。
コースアウトした850mでの記念撮影。3次元地図を切り替え時に、自己位置の姿勢がズレてしまうバグがあった。階段を降りそうになり緊急停止スイッチを押す。このバグがなければ完走できていたかもしれない。
つくばチャレンジの生みの親である油田先生を交えた記念撮影。マイルストーン1達成の賞状を頂きました。
2008年初めて出場したときのロボット。金沢からつくば市へ移動の際にユニバーサル基板のハンダが外れて動かなくなるなどトラブル多発。
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