ロボカップジャパンオープン2016の@Home Educationで実施された、音声認識&オーディオ検出テスト(Speech recognition & Audio detection)のルール概要を説明します。
このテストは、ロボットの音声認識能力を測ることを目的としています。事前に、50問の質問とその答が与えられています。まず、ランダムに5問選び、ロボットの正面方向から0.75~1[m]の距離で人間が質問を話して、ロボットがそれに音声で回答します。次に、質問する人間が同じ距離で方位を変えて5問質問し、ロボットが答えます。ロボットは1回だけ聞き直すことができます。点数は正当数に応じて加点されます。
なお、質問は以下のようなものがあり、ジャパンオープンで使われた質問リストはこれです。
- アメリカ合衆国の初代の大統領は誰ですか?
- タイタニック号が建造された都市はどこですか?
- マリリンモンローが生まれつき持っていた奇形は何ですか?
- …
また、ルールは毎年変わり、2年に一度大きく変わります。このテストがいつまであるかわかりません。2016年のルールは複数人の話者がロボットを取り囲み、誰か一人が話すものになり難易度がより高くなっています。
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