金沢医科大学へ出張講義

金沢医科大学の1学年に開講されている「アドバンスコース」の出張講義をしてきました.アドバンスコースは,将来医師となるための自覚及び素養を養うことを目標に,地域医療を支えている医師や医療とは全然関係のない他分野の有識者がオムニバス形式で講義を担当するものです.

私の出張講義では,ロボカップと夢考房の話をビデオをふんだんに見せながらすることにしています.今回はロボカップジャパンオープンのビデオ,特に坂本さんらが開発された211cmの巨大2足歩行ロボットが動歩行を披露していたのでそのビデオと中型リーグのエキシビジョン(子供VSロボット)などをお見せしました.一番,笑いが多かったビデオが,ヒューマノイドキッズの準決勝 夢考房SiTIKチームとCIT Brainsとの対戦でした.SiTIKロボットの無限起き上がりやSiTIKとCITのロボットがぶつかり転倒するシーンの反響が大きかったですね.中型(車輪型)のビデオではそのような反応を見ることはできませんでした.

ヒューマノイドロボットは形状が人間に近いので感情移入して見ることができるということでしょう.ミラーニューロンの威力は絶大なので,ロボットも外見はとても重要です.

金沢医科大学の学生さんはとてもまじめな方が多く,熱心にノートを取る姿が印象的でした.寝ている人もいなくとてもやりがいがありました.

なお,ロボットの値段を質問され,1台100万円程度と回答しましたが,それは材料費だけです.ロボットは既製品ではなく,1999年から積み上げたノウハウを基に学生がハードとソフトを設計・製作したものです.正確な回答はプライスレスです.ここに訂正します.

でむ

 

 

 

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