うちの子供は小6になるのに学校ではおふざけばっかりで、家では全然勉強しません。先日もらった通信簿の成績も、とても見せれるものではありません。そういう状況を変え,本人のモチベーションを高めるために塾の春期コースに参加させることにしました。
中ぐらいのコースにしようと近所の塾に行き、テストを受けると最初は一番下のクラスでまず塾の勉強に慣れた方が良いというアドバイスをもらいました。仕方がないと思いましたが、気を取り直して別の先生に話を聞くと、その上のクラスを薦められました。こうなったら、だめもとで一番上のコースを受講できるか聞いたところ試験を受けて結果が基準を満たせばOKということでした。子供も試験を受けたいと話したので受けさせたところ、「入会の基準はなんとかクリアしていますが、点数が悪いので親が勉強を見て他の受講生に迷惑をかけなければ」という条件付で春期コースを受講できることになりました。
ところが喜んだのも束の間、問題集形式のテキストをもらい子供に見せたところ算数、理科、社会の全てに関して学校では習っていないということでした。しかも、その塾は予めテキストの問題を全て解いてきて、分からないところを先生に質問するというスタイルなので、私が子供に教えるしかありません。
算数は、つる亀算は簡単なほうで、私には初耳のニュートン算、植木算、旅人算、仕事算、損益算、流水算など特殊算のオンパレードです。解き方がわからないので、宿題を済ませるために未知数をx、y、zなどとおいて方程式で解くしかありません。ちなみに、中学受験向けの参考書を読んで見ると、明らかに連立一次方程式を解かなければならない問題を出す学校もあります。連立一次方程式は中学校で習うものでしょう。もちろん、子供の学校で使っている教科書には特殊算も連立方程式の解法も全く触れていません。
理科もそれに劣らず難解です。電気回路の問題があり、どう考えても直列、並列の合成抵抗を求めなければ答えが出ません。これも中学校で習うものでしょうね。また、社会にいたっては学校の6年で習うことになっている歴史が出ていました。学校の勉強だけでできるわけがありません。
恐るべし,小6受験コースのテキスト! 息子にはショックが強すぎたかもしれません。どうなることやら。
コメント
ぽったーさん、 おひさしぶりですね。
方程式を小学生に教えて良いかは賛否両論があって、答えがあっていればどんな方法を使ってもよい中学校もある一方で、不正解になる中学校もあるそうです。
我々が考えると方程式は簡単ですが、うちの子供には問題から未知数を置いて、式を立てることが難しいようです。
方程式を使わないで解く方法を考えたので、それを子供に教えようと思います。
でむ
おひさしぶりです. お元気ですか? ぽったーです.
忙しい時期が過ぎて,ほっと一息といった感じでしょうか.
僕も小学生の家庭教師をしていて同じ経験があります.
考え方は連立一次方程式なんですが,解き方は図形の問題になっていた気がします.
結局,家庭教師先の子供に問題を解かせると正解なので,こっちは偉そうに「じゃ説明して」とか言って,内心(どうやって解いてるの????)とドキドキしてました.説明を聞いて「なるほど~」なんて,どっちが家庭教師なの?
懐かしい思い出です.
家庭教師,頑張ってください(笑)