USBメモリのクローン

USBメモリにUbuntuが丸ごと入っているUSB Linuxは便利ですが、USBメモリが壊れたり、小さいので紛失したりする場合に備える必要があります。USBメモリを丸ごとクローンする方法を紹介します。丸ごとクローンすることにより、ブートローダもクローンされるので、クローン先のUSBメモリからブートが可能になります。ソフトウェアはbalenaEtcherを使います。

  • 準備物
    • USBメモリ2個。サイズが同じものが望ましいが、多少違う場合はクローン元が先より小さくなければならない。
  • アプリ
  •  インストール
    • 次のサイトからインストールする。緑色のボタンになっている[Download for Windows (x86/x64)]をクリックするとセットアップファイルをダウンロードできる。ダウンロードしたbalenaEther-Setup-バージョン.exeをダブルクリックするとインストーラが起動するので指示に従ってインストールする。
  • 起動
    • スタート→balenaEtherでアプリを起動すると次のウインドウが開くので、[Clone drive]をクリックする。
  • ソースの選択
    • クローンされるソース(クローン元)のデバイスを選択する。この例では、SanDisk USB Deviceをクローンするので、それを選択する。なお、クローンは同じサイズ同士か、小さいサイズのUSBから大きいサイズのUSBにはコピーできるが、逆はできない。SanDiskのUSBデバイスは123GB、SamsungのUSBデバイスは128GBと認識されている。パッケージには両方とも128GBと表記されているのに5GBも違っている。[Select]をクリックする。
  • ターゲットの選択
    • ターゲット選択の画面になるので、[Select target]をクリックして、ターゲット(クローン先)のUSBデバイスを選択する。この例では、Samsung USBデバイス。[Select]をクリックする。
  • フラッシュ
    • 書き込み。[Flash]をクリックする。
    • Samsung USBデバイスが128GBもあり容量が大きいので、選択したデバイスに間違いがないか聞かれる。確認して間違いがなければ、画面左下の[Yes, I’m sure]をクリックする。
    • 書き込みが始まる。約6分で書き込みが終了した。128GBを6分でクローンできたので結構早い。
  • 終了
    • Flash Complete!“と表示されれば終了。お疲れ様!

終わり

 

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