irrDrawStuffをLinuxにインストールする方法を説明します.
使用するディストリビューションはUbuntu8.04で,海外では結構メジャーな開発環境Code::Blocksを使います.なお,UbuntuとCode::Blocksを使うとWindowsでVisual C++を使っているような操作でプログラムのビルドが可能です.
- Code::Blocksのインストール
- ODEのダウンロードとインストール
- irrlichtのダウンロードとインストール
- IrrDrawstuffのダウンロードとインストール
以下,各作業について説明していきます.
- Code::Blocksのインストール
- ODEのインストール
- irrlichtのインストール
- irrDrawstuffのダウンロードとインストール
- ダウンロード
- irrDrawstuff-バージョン.zipをダウンロードし以下に保存する.
/home/ユーザ名/src - ダウンロードしたファイルを解凍する.
- irrDrawstuff-バージョン.zipをダウンロードし以下に保存する.
- ワークスペースの作成
- irrDrawstuffを ビルドするためにはpremake4が必要. Linux用のバイナリpremake-4.0-linux.tar.gzはここからダウンロードできる.適当な場所に置き次のコマンドで展開して、パスが通っているところにコピーする.
tar xvzf premake-4.0-linux.tar.gz - ビルドをするためのワークスペースを作成.以下のようにコマンドを打ち込む.カットアンドペースト の場合は以下の文字列を使用し,自分で打ち込む場合は2個の-(マイナス)文字がつながって見えるので,下画像を参照して注意深く打ち込む.
cd irrDrawstuffバージョン/build 注:cdコマンドはディレクトリの移動
premake4 –with-demos codeblocks 注:withの前は-(マイナス)が2個連続している.下画像参照. - 成功するとcodeblocksというcode::blocks用のフォルダができる.
フォルダ構成は以下となる. /home/ユーザ名/src/irrdrawstuffバージョン/build/codeblocks
- irrDrawstuffを ビルドするためにはpremake4が必要. Linux用のバイナリpremake-4.0-linux.tar.gzはここからダウンロードできる.適当な場所に置き次のコマンドで展開して、パスが通っているところにコピーする.
- ビルド
- code::blocksを起動.
- code::blocksのメニューバーから「ファイル(F)」→「開く(O)」を選択
- /home/ユーザ名/src/irrDrawstuffバージョン/build/codeblocks/irrstuff.workspace を選択.
- ビルドターゲットをDebugLibとする(下画像の赤い四角). 「ビルド(B)」→「ワークスペースをビルド(W)」を選択.ワークスペースはVisual C++のソリューションと同様なものです.
- デモプログラムの実行ファイルは /home/ユーザ名/src/irrdrawstuffバージョン/lib/DebugLib に生成される. ファイル・ブラウザでそのフォルダを開く. 試しに,demo_amotorをダブルクリックして起動すればIrrDrawstuffのビルド成功.
- Ubuntuは実行ファイルをダブルクリックすれば起動します.操作感はもうWindowsと変わりませんね.
でむ&ホッピー
- ダウンロード
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