ODEで学ぶC言語 [Step0:仮想空間の表示]


step0.cppの実行画面

step0.cppの実行画面

講義でC言語を教えているのですが,最近のリアルなゲームに慣れた学生にはテキストベースのプログラムではあまりモチベーションが上がらないようです.そこで,ODEを使いC言語を初めて学ぶための新連載「ODEで学ぶC言語」を始めます.今回初めてこの方法で学生に教えるので,反応を見ながら作り上げていきたいと思います.なお,講義では別の教科書で一通りC言語を教えたので,プログラミング能力を高めるための演習ベースになり,C言語に対する細かい説明はあまりしません.

今回は,ODEの仮想空間を表示してみましょう.

早速,ソースコードを下にお見せします.

/* step0 仮想空間の表示 */
#include "dm0.h"

int main()         /*** main関数 ***/
{
  dmLoop(800, 600); // シミュレーションループ (ウインドウの横,縦)
  return 0;
}

2行目の#includeでdm0.hという謎のファイルを読み込んでいます.中身は回を追ってから説明することにして,ここでは簡単にするためのおまじないファイルがdm0.hだと思ってください.

次に,4行目~8行目のmain関数です。C言語にはmain関数が必ず一つだけ必要で,それからプログラムが実行されます.6行目のdmLoop(800, 600)は,横800, 縦600ピクセルのウインドウを開き,空と地面など描画一切を取り仕切っています.普通のC言語にはありません.プログラムを簡単にするために私が作りました.

最後に,main関数はint型を返すので,プログラムが最後までうまくいった(正常に終了した)場合は0をコンピュータのシステム(OS)に返すしきたりになっているので7行目のようにreturn文で0を返しています.

今回はここまでです.簡単でしたね.おっと宿題を忘れていました.以下を次回までやってきてください.

  • 宿題
    • このプログラムstep0-090612.zipをダウンロードして実行してください.なお,今のところWindowsとCodeblocksにしか対応していません.
    • 手順
      • ode-0.11.1がインストールされていなかったらこの説明に従いインストールする
      • step0-090611.zipをc:\ode-0.11.1\myprogの中に保存する.
      • そこで解凍する.c:\ode-0.11.1\myprog\step0というフォルダが作られます.
      • c:\ode-0.11.1\myprog\step0\step0.cbpをダブルクリックしてcodeblocksを起動しビルド・実行する.ダブルクリックするファイルの拡張子はcbpです.間違ってcppをダブルクリックしないように!
      • おしまい
    • 描画するウインドウの大きさを横1024ピクセル,縦768ピクセルに大きくしましょう.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。