2日目:ロシアの教育は進んでいる?!(日露青年交流事業)

ロシアのクラスノヤルスク2日目。 朝、地元テレビ局の生放送に出演した後、午前はシコーラNo.10高校で講演とロボットのデモ、午後はクラスノヤルスク水力発電所、「ツァリルイバ」展望台を見学。

説明を担当した中学校3年生の美人女学生

クラスノヤルスクでの名門校シコーラ第10学校を訪問し、講演とデモを行った。現地の政治家の子供や裕福な家の子供が多く通っている。我々をエスコートして学校について説明してくれたのが写真の美人3人組。背筋がピンと伸び、説明もどうどうとしており、とても中学校3年生に思えない。

また、私が講演で、ENIACは何と聞いたところ、世界初の電子計算機と答えてくれた。さらに、理数クラスの数学で具体的に何を習っているか聞いた、微分、積分、確率統計と返答。中学校で日本の高校の内容、高校では日本の大学1,2年の数学を習うようである。これはクラスノヤルスク第1の名門校だけなのかは良くわからなかったが、とても驚いた。

ロシアでは私立高校はほとんど存在しないようであるが、シコーラ第10学校は欧米の名門高校といった雰囲気。生徒の身なりはきちんとしていて、背筋はピンと伸び、自身に溢れている。一クラスは20数名。日本では40名一クラスが一般的だと説明すると、それでは授業中うるさくなりすぎてロシアでは勉強にならないとのお返事。学級崩壊の話を日本でときどき耳にするが、一クラスの人数が多すぎることの要因ではないか。米国の公立学校でも20数名であった。生徒の人数と教授法は大いに関係している。コラボレーション教育の重要性が叫ばれている今、日本も一クラスの人数を減らすべきではないだろうか。我々の子供時代と比較すると、少子化にもなっているのだから。

シコーラ第10学校でのデモの様子

シコーラ第10学校の入口

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