RoboCup2010ヒューマノイドリーグ キッズサイズの速報をお送りします。日本時間は1時間プラスしてください。
15:00
決勝戦が終わりました。競技場の回りは観客が一杯で人気の高さが伺えます。決勝はドイツ勢同士の対決で、昨年と同じ対戦です。Darmstadt Dribblersは予選から圧倒的な強さで勝ち進んできました。決勝でも1点は許したものの、大量7得点をあげ文句なしの優勝です。ヒューマノイドリーグキッズサイズにおいて、唯一パスプレーをするなど技術的、戦術的にも他チームより飛び抜けています。Darmstadt Dribblersは2連覇、来年このチームに勝つチームは現れるのでしょうか。
13:00
3位決定戦は日本のCIT BrainsとアメリカのTeam DARwinとの対戦です。前半はCIT Brainsのロボットは何らかのトラブルを抱えているらしく動きが悪く、一方、Team DARwinのロボットは移動速度は決して速くありませんが、ゾンビのようなほとんど静歩行に近いしっかりした足取りで確実にポールにアプローチし、ゴールにボールを運び得点を重ねていきました。前半終わり、2対3でTeam DARwinが優勢に試合を進めました。
後半になるとCIT Brainsは実績のある旧型機を新型機に替え投入。旧型機の活躍により劣勢を挽回し、後半2得点。逆転により3位をもぎ取りました。信頼性の大切さをこの試合でも確認させられました。
10:00
日本のCIT Brainsチームが昨年の準決勝と同じ対戦となったドイツのFumanoidチームに2対5で破れました。前半は一進一退のハラハラドキドキする試合。2対3でFumanoidにリードを許し、ハーフタイムに。後半開始早々CITは2回ぐらい決定的なチャンスがありましたがシュートはゴール枠の外、終了間際、立て続けに失点し2対5で破れました。
試合を見た感じでは、ドイツFuanoidチームは常にロボット3台が安定して動作していましたが、CIT Brainsはロボットの出し入れが激しく何らかのトラブルを抱えていたように思えました。
自分たちの苦い経験もあり、今大会ではロボットが故障せずに安定して動作することの重要性と予備機の大切さを痛感しました。来年に向けて我々もロボットの信頼性を高めて行きたいと思います。
でむ
- 8:30 準決勝 Darmstadt Dribblers 9点 VS Team DARwin 1点
- 今大会ではDarstadt Dribblersが圧倒的な実力を見せつけています。一方的な試合でした。
- 9:30 準決勝 CIT Brains(日本) 2点 VS Fumanoid (ドイツ) 5点
- 12:15 3位決定戦 CIT Brains(日本)4点 VS Team DARwin 3点
- 14:30 決勝戦
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