RoboCup2010:HLの試合システム

RoboCup2010 ヒューマノイドリーグ・キッズサイズの試合システムは次のとおりです.敗者復活もあり,実力あるものが上位に進むとても良いシステムだと思います.これから詳しく説明しましょう.

RoboCup2010 ヒューマノイドリーグ 試合システム(RoboCup Humanoid League Websiteから転載)

上の図で,一番左は1次予選です.24チームが8グループに分かれて総当たり戦を行い,各グループ1位チームは2次予選進出が決まり,2,3位のチームは敗者復活戦にまわります.各グループ2位のチームは隣グループの3位チームと,3位のチームは2位チームと対戦します.

我々SitiKチームを例に挙げると,グループHに属していて,一次予選で2位ならグループGの3位チームと3位なら同じくグループGの2位チームとの対戦となります.KMUTT, HuroEvolution, PKU-SHRCのいずれか対戦することになります.

2次予選は,勝ち進んだ16チームが4グループに分け,各グループで総当たり戦いを行い,各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進むことができます.我々は,2次予選を突破することが今回の目標となっています.

グループ2位で2次予選に進むことができれば,グループBの1位,グループC3位とD2位の勝者,グループFの1位との対戦です.予想される相手は,CIT Brains,Bogobots-TecMTY, (RoboPatriots, PKU, Pioneros Mexico, Darwin, JEAP, TKU, UChile)です.

3位で2次予選に進出すれば,昨年優勝のDarmstatd, (Pioneros Mexico, Darwin, JEAP, TKU, UChile), ZJUDancerとなります.

どちらにしても,DarmstatdとCIT Brainsは実力が飛びぬけていて,それ以外のチームは接戦になることが予想されます.我々にも十分チャンスはあると思います.後は,今までやってきたことをミスなく試合で発揮できるかにかかっているでしょう.

でむ

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