中型ロボットリーグ 総当り戦結果: 上からFC-Soromons, EIGEN, WinKIT, DIT-RC, The Orient, Trackies, Hibikino-Musashiチーム.
ロボカップ ジャパンオープン2006が5月6日に終わりました.中型ロボットリーグの試合は以下の結果となりました.
- Hibikino Musashi 5勝1分 47得点 2失点
- EIGEN (慶応) 4勝1敗1分 22得点 6失点
- WinKIT(KIT) 4勝2敗 23得点 9失点
- The Orient (東洋大) 3勝3敗 20得点 19失点
- Trackies (阪大) 3勝3敗 18得点 13失点
- DIT-RC(大同工大) 1勝5敗 3得点 43失点
- FC-Solomons (福井大) 0勝6敗 0得点 41失点
今大会は何と言ってもHibikino-Musashiチームの大躍進です.Hibikinoチームは九州工大,北九州市立大,北九州産業学術推進機構ロボット研究所の合同チームで世界大会の常連です.
大会前はEIGENが有利だと思っていましたが,攻撃力に勝るHibikinoは5勝1分47得点2失点という圧倒的な強さで前年度世界チャンピオンのEIGENチームを抑えて堂々のJapan Open初優勝です.世界大会でも間違いなく決勝トーナメントに進むことでしょう.
WinKITは昨年に引き続き3位という結果に終わりましたが、EIGENチームを唯一破ることができました.しかし,HibikinoやTrackiesには完敗し課題も多く見つかり,世界大会に向けての貴重な教訓を得ることができ有意義な大会でした.
ロボットをドイツへ発送するのが今月末,山積みされた問題をどこまで解決できるのか?あとは時間との勝負です.
最終日の試合
- WinKIT 10点 VS FC-Soromons 0点
WinKITの得点シーン (紫色:WinKIT,水色:FC-Soromons). Soromonsチームは全方位カメラを3個も装備しているのが最大の特徴.ただ,キャリブレーションも3倍大変.
- WinKIT 0点 VS Trackies 3点
Trackies(紫色)と WinKIT(水色)の試合.空中にあるオレンジ色の物体は宣伝用のバルーン.ボールではありません...
コメント