RoboCup2005中型ロボットリーグの予選グループ分けは11日に実施されるテクニカルチャレンジ(ドリブル)の結果となりましたので、グループ分けが決定するのは11日の夜となります。
テクニカルチャレンジというのはロボカップで必要な技術課題に各チームが挑戦するものです。グループ分けに使用されるドリブルはまずピッチ上に6個から8個までの障害物を配置します。ボールはペナルティエリアラインの中央に置き、ロボットは同じ側のゴール内に配置し、障害物に衝突しないようにボールを反対側のゴールまでドリブルする競技です。
制限時間は90秒で、センターラインまでロボットがドリブルできたら1点、反対側のゴールまでドリブルできたらもう1点得点となります。ロボットやボールが障害物に衝突した場合はペナルティ点が与えられ、一番速くドリブルできたロボットには1点加点されます。
障害物の配置を変えて各チームは3回この競技に挑戦しますので、チームは最大7点獲得できます。簡単だと思われるかもしれませんが、ロボカップではロボットを人間がリモートコントロールできませんので思いのほか難しいのです。昨年も実施しましたが多くのチームがゴールまでドリブルできません。
WinKITもあまりこの競技が得意ではありません。昨年のグループ分けは一昨年の上位4チームをシードして(と記憶)いましたので強豪チームがあるグループに固まるということはありませんでした。このテクニカルチャレンジは必ずしもチームの実力を反映していませんので今年は強豪チームがあるグループに固まる可能性がありそうです。
コメント