MITの派遣留学期間が今年の3月31日までなのでそろそろ帰国準備をしなければいけません。私の前任者がアメリカの郵便局(USPS)からダンボールを送っていましたが、研究所に届いた荷物を見たとき、ダンボールはつぶれ、そのうちの一つは半分くらい破け本が丸見えの状態でした。恐らくそのうちの何冊かは紛失したのでしょう。このイメージが脳裏に焼きついていましたので、日本の業者に頼むことにしました。
まずは、定番になっているDr.Kazuの帰国ページを調べました。すると電話番号がわかったのでさっそく2月23日に連絡して見積もりを依頼しました。その結果、両社とも2月26日には見積もりにくるということでした。
ボストン地区
両社には見積もりの際、まったく同じ送る荷物についての説明(荷物は船便と航空便)をしたのに料金はかなり違いました。ヤマトは5000ドル程度、日通は4000ドル程度でした。なお、ヤマトは船便も航空便も値段があまりかわらないというので全部航空便として計算し、さらにコンピュータなどの壊れやすい機器については梱包をして頂けるということなのでサービスを考えると一概に高いとはいえません。予算が限られていたので今回は日通に決めました。
日通の見積もり
航空便 120キロ 約1300ドル
船便 2.5立方メートル 約2650ドル
船便 3.0立方メートル 約2850ドル
念のためにDr.Kazuのページで料金を確認したところ、日通は3立方メートル2370ドル、2立方メートルはなんと1400ドルではありませんか(同じ3立法メートルなのに見積もりが500ドル近くも違うのは、私の送付先が金沢である点と見積もり時期が2年違いだめだと思います)。2立方メートルに減らすと一気に1000ドル近くも安くなることがわかりました。日通でも予算オーバーだったのでこの情報を元に、船便を2立方にしたときの金額を聞くと意外なことに数百ドルしか安くならないという回答でした。
だめもとで、Dr.Kazuのホームページには「2立方メートルは1400ドル」とありますが、何故これほど料金の差があるか聞くと、そのサービス(シングル人)は主に単身者向けで日通の指定の箱に入れることが条件になり2立方メートルまでの単一料金という説明でした。荷物は主に書籍類なので日通指定の箱でなんら問題がありません。料金を聞くと「2立方メートルなら料金は金沢まで約1550ドル」という返事です。何と1100ドルも安くなります。この金額なら予算内に収まりそうです。
「ありがとう! Dr.Kazu」と私は心の中で叫びました。
なお、船便は出荷してから6週間程度、航空便は帰国日の3日前までに出荷すると帰国後1週間以内には届くということです。
追記
3月4日にダンボールが届きました。2立法メートルのシングル人パックでは標準ダンボール大(40cmx40cmx50cm)10個、小(40cmx40cmx25cm)12個です。これでMIT PressやQuantum Booksで大量に購入した書籍を送れそうです。
コメント
Dr.Kazu様コメントありがとうございました。同じアジア系でも中国人のコミュニティは絆が強く、MITの中国系教授は中国の留学生やポスドクを大量に採用するという話を聞きます。日本人はそうでもないようです。もっと日本人も協力してもよいと思います。そういった意味でもDr.Kazu様のサイトはいろいろな面でボストンにくる日本人の役に立っていると思います。
ありがとう! Dr.Kazu
リンクのお知らせのメールをいただきましてありがとうございました。お役に立ててよかったです。