レゴマインドストームを実験に導入している大学は最近ではめずらしくなくなっています。KITも私が担当する実験でレゴマインドストームを使いロボカップJr.のルールに準じてサッカーロボットの製作と競技会を実施しています。
レゴマインドストームとはレゴエデュケーションセンターのウェブサイトでは以下のように説明しており、小学生から大学生までの広い年齢層に対応できるものとなっています。
「レゴマインドストーム」とはレゴ社と米国マサチューセッツ工科大学(MIT)による「子どもの学びとデジタル技術」の研究などから生まれた、レゴブロックとコンピュータを使ってロボットとプログラミングを体験できるロボット製品のブランド名です。
最近では学校だけではなくこれをビジネスチャンスと考え能力開発センターのような進学塾でもロボット科学教室クレファスが開講されレゴマインドストームを教材として使いレゴファーストリーグやロボカップJr.に参加する機会を提供しています。金沢でも数年前から本校で開講しており、小学校3年生から6年生までが対象で月4回(各1時間半)、月謝15000円ですが募集するとすぐ定員が埋まるほど人気が高いということです。
また、本家本元であるレゴ社の日本代理店(株)ラーニングシステムでは吉祥寺のレゴ直営教室を中心に18の提携レゴ教室を日本各地に展開しており現在新規加盟教室を募集しています。
小学生の習い事といえば、ピアノ、英語、水泳などがポピュラーですが、科学、工学系の習い事も潜在的需要は高いと考えます。KITは毎年夏休みのサマーサイエンススクールを開講します。無料ということもありますが、参加希望者がとても多くなかなか抽選に当たらないそうです。
レゴは幼児のころから慣れ親しんでいるうえに、安全性も高いので科学・工学の教材として非常に適しています。レゴ教室が日本各地に広まっているので、そのうちレゴを習うこともあたりまえになりそうです。
参考リンク
Mindstorms生みの親Seymour Paper博士のウェブサイト
MIndstormsのウェブサイト
Lego Mindstorms for School
コメント
おにぎりさん、
どちらの方かわかりませんが、金沢市でも私がプレジデントとなって、ロボカップジュニアをテーマにロボットスクールを今年の5月から開講しています。
ロボカップジュニア石川ブロックのページに詳しい情報があります。
http://robocupjr-ishikawa.jpn.org/
習い事と言っても、こんなのがあったとは、初めて知りました。