WinKITはKIT夢考房プロジェクトの一つとしてロボカップに参戦しています。今までは、中型ロボットリーグ、シミュレーションリーグ(現在休止中)に出場してきましたが、今年の新入生が約20名と多く、全体で40名を超える規模になり学生に活躍する機会を提供できなくなる恐れがでてまいりました。
そこで、6月2日からJapan Open 2006 AIBOリーグ参戦を目指して活動を開始しました。
現在メンバーは3年生2名、2年生1名、1年生2名の5名ですが、そのうち2名が女性です。WinKIT初の女性メンバーです。中型ロボットリーグ世界最強の慶応大学EIGENには女性が3名おり、リーダーも女性です。EIGENの強さの秘密は女性にあるのではないかと最近考えるようになりました。女性のきめ細かい心遣いがチーム活動を円滑にするのではないでしょうか?(EIGENのリーダはリーダシップも凄いですが…)
KITロボティクス学科では100名の定員に対して2名しか女性が入学しませんでした。夢考房ロボカッププロジェクトでは女性の活躍する場も用意していますので、来年はせめて10名程度は入学して欲しいと願っています。
コメント
参加している全チームにとって競技の成績はとても重要だと思いますが、ロボカップは科学、技術、教育の発展のために開催されていますので競技での成績は本来さほど重要なことではありません。
KITの学生には優勝するための努力により人間力を向上して欲しいと願っています。春季競技会の記事でも書きましたが、慶応は他のチームより頭一つ抜けています。この差を以下に埋めるかは後1ヶ月半ほどの学生の努力にかかっています。
なお、ロボカップのコミュニティは皆とても仲が良く、ロボットのハードウェアやソフトウェアなどの情報をできるだけオープンにしています。この点はロボカップの誇るところだと思います。
まさに慶應大学EIGENの女子リーダーのリーダーシップは凄いと観戦していても伝わってきます。 迫力もチームの士気を高める材料ともなるものですね。WINKITも慶應大学に負けないチーム体制での2005世界大会に頑張って下さい。ぜひとも優勝を、期待しています。