HARD2021:USB Linuxを長持ちさせよう!

USB Linuxは適切なpartitionにしていないと早死にするので、/varや/tmpはramfsにすることを勧められたので、早速設定してみよう。

USBメモリは書込/消去回数が1万から10万回といわれているので、頻繁にファイルに書込や消去はしない方が良い。そこで、Linuxにはramfsやtmpfsというファイルシステムがあり、物理メモリをパーティションとして扱うことができるので使ってみよう。ここではメモリの無駄の少ないtmpfsを使います。

また、物理メモリが16GBある場合はswapファイルを無効にしてもよいでしょう。

    • tmpfsの設定
      • ここでは、以下のファイルをtmpfsに作成する。
        • /tmp
        • /var/tmp
        • /var/log
        • /var/run
    •  swapファイルの無効化
      • /etc/fstabのswapに関する行をコメントアウトする。

追加設定した/etc/fstabは次のとおりです。以下のコードを/etc/fstabに追加してください。自分の/etc/fstabを全部以下のコードに置き換えると起動しなくなるので注意してください。

tmpfs /tmp tmpfs defaults,noatime,nosuid 0 0
tmpfs /var/tmp tmpfs defaults,noatime,nosuid 0 0
tmpfs /var/log tmpfs defaults,noatime,nosuid 0 0
tmpfs /var/run tmpfs defaults,noatime,nosuid 0 0

再起動すると有効になります。次のコマンドでマウントされているか確認できます。

  • $ mount

スワップの確認は次のコマンドです。

  • $ free -m

終わり

 

 

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