USB Linuxは適切なpartitionにしていないと早死にするので、/varや/tmpはramfsにすることを勧められたので、早速設定してみよう。
USBメモリは書込/消去回数が1万から10万回といわれているので、頻繁にファイルに書込や消去はしない方が良い。そこで、Linuxにはramfsやtmpfsというファイルシステムがあり、物理メモリをパーティションとして扱うことができるので使ってみよう。ここではメモリの無駄の少ないtmpfsを使います。
また、物理メモリが16GBある場合はswapファイルを無効にしてもよいでしょう。
-
- tmpfsの設定
- ここでは、以下のファイルをtmpfsに作成する。
- /tmp
- /var/tmp
- /var/log
- /var/run
- ここでは、以下のファイルをtmpfsに作成する。
- swapファイルの無効化
- /etc/fstabのswapに関する行をコメントアウトする。
- tmpfsの設定
追加設定した/etc/fstabは次のとおりです。以下のコードを/etc/fstabに追加してください。自分の/etc/fstabを全部以下のコードに置き換えると起動しなくなるので注意してください。
tmpfs /tmp tmpfs defaults,noatime,nosuid 0 0
tmpfs /var/tmp tmpfs defaults,noatime,nosuid 0 0
tmpfs /var/log tmpfs defaults,noatime,nosuid 0 0
tmpfs /var/run tmpfs defaults,noatime,nosuid 0 0
再起動すると有効になります。次のコマンドでマウントされているか確認できます。
- $ mount
スワップの確認は次のコマンドです。
- $ free -m
終わり
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