オープンソース,マルチプラットフォームの3次元グラフィクスライブラリIrrlicht-1.7.1のインストール法を説明します.
- The Irrlicht Engineのウェブサイトのここからソースコードをダウンロードする.ダウンロードするファイルはIrrlicht SDK 1.7.1 (irrlicht-1.7.1.zip)
- ダウンロードしたファイルをCドライブのトップに解凍する.成功する以下のフォルダができる.
- c:\irrlicht-1.7.1
- OpenGLで良い方はこの作業を実施する.DirectX9を使いたい方はこの作業を飛ばし次の作業に移動する.
コンパイル済みのライブラリlibIrrlicht.aがc:\irrlicht-1.7.1\Win32-gccにあるのでc:\irrlicht-1.71.\examples\BuildAllExample_v9.slnをダブルクリックしVisual C++ 2008EEを起動しビルドする.これで作業が終わり.一番下の項目に移動し,01.HelloWorld.exeを起動し動作を確認して終わり. - コンパイル済みのライブラリはあるが,高速化とDirectX9を使えるようにするためにソースからビルドする.次のファイルをダブルクリックするとVisual C++ 2008EEが立ち上がる.
- c:\irrlicht-1.7.1\source\Irrlicht\Irrlicht9.0.sln
- DirectXを使いたい方はDirectXをダウンロードし,IrrCompileConfig.hの120行目を次のようにコメントアウトする.
- //#define _IRR_COMPILE_WITH_DIRECT3D_8_
- 次図のようにビルドターゲットをRelease Fast FPUを選択する.Fast FPUを選ぶと高速になる.お勧め.
- ビルド(B)→ソリューションのビルド(B)を選択する.
- 成功する以下の画面のよう=== ビルド: 1 正常終了、0 失敗、0 更新不要、0 スキップ ===と表示される.
- 次にサンプルプログラムをビルドする.次のソリューションファイルを「ファイル(F)」→「開く(O)」→「プロジェクト/ソリューション(P)」で選択し,「ビルド(B)」→「ソリューションのビルド(B)」でビルドする.
- c:\irrlicht-1.71.\examples\BuildAllExample_v9.sln
- 試しに以下のサンプルプログラムをダブルクリックして起動する.シドニー嬢が現れれば成功!お疲れさま.
- c:\irrlicht-1.7.1\bin\win32-VisualStudio\01.HelloWorld.exe
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でむ
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