ボストン日本人研究者交流会講演

ボストン日本人研究者交流会の講演終了しました。聞いてくださった方どうもありがとうございました。美人研究者 館さんの「フォークソングから読み解くアメリカ文化史」 は大変興味深く勉強になりアメリカの一面を知ることができました。フォークソングがイギリスから来ているとは知りませんでした。

日時:2004年2月7日(土)16時00分~19時00分
演題:RoboCupと夢考房: ロボット達によるもう一つのサッカーW杯と学生達によるもう一つの大学教育
要旨:1997年に人類最強のチェスプレーヤーがIBMのスーパーコンピュータに破れ人工知能研究者の長年の夢がかないました。次に研究者達が目標に掲げたのは何とサッカーなのです。

RoboCupはそういう背景から生まれたロボット工学と人工知能研究の融合発展のために提唱された日本発の国際プロジェクトです。
2050年までに人間のサッカーW杯優勝チームをロボットチームが破ることを目標に掲げ、97年から毎年ロボット達によるW杯並びに国際会議を開催し年々その規模が拡大しています(2002年W杯会場は福岡ドーム)。

演者らの金沢工大チームは99年からW杯に参加し、昨年、今年と準優勝の成績を収めています。今回の講演ではロボカップの概要並びに今年イタリアで開催されたW杯決勝の模様をビデオを交えながら紹介します。
また、準優勝の原動力となった夢考房という本学のユニークな教育システムについても紹介します。なお、夢考房はNewsweek 国際版の大学特集で取り上げられ、文部科学省の教育版COEプログラムと呼ばれている「特色ある大学教育支援プログラム」に採択され、プレジデント社から本(大学は学生に何ができるか、増田晶文著)も出版されている現在注目の教育システムです。

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