セマンティック・セグメンテーション(semantic segmentation)をする機会が増えて、アノテーションツール(annotation tool)を探している。今使っているのは次のツール。シンプルで良いのだが少し自動化があればよい。
- VIA (VGG Image Annotator ) by University of Oxford
- シンプルで軽量なツール。オートアノテーション機能はない。ライセンスはBSD2なので、研究用、商用とも使いやすい。クラスの指定ななどややわかりにくい。
探したところ、以下のツールが良さそうで試している。特に、CVATは深層学習を使った自動アノテーション機能が豊富であり、多くのアノテーションフォーマットにも対応している。
- VoTT (Visual Object Tagging Tool) by MicroSoft
- マイクロソフトが開発。インタフェースがわかりやすい。ライセンスはMIT License。
- Semantic Segmentation Editor by Hitachi Automotive And Industry Lab
- 日立オートモティブ・インダストリ研究所が開発。自動運転分野の研究用。通常の画像の他にポイントクラウドエディターもある。
- CVAT (Computer Vision Annotation Tool) by OpenCV
- OpenCVが開発。Dockerを使うのでインストールは簡単。ライセンスはMIT License。なので使いやすい。
- 以下の画像は、MS COCOデータセットで訓練済みのMask R-CNN でリンゴの画像にオートアノテーションをかけたところ。すべてのリンゴを識別できているわけではないが、7個は識別できている。
使い方の記事は、お楽しみに!
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