夢考房関連本「大学は学生に何ができるか(増田著)」出版

書名:大学は学生に何ができるか
著者:増田晶文
出版:プレジデント社
ISBN:4-8334-9097-8
http://www.president.co.jp/book/9097-8.html
夢考房に関する待望の本がとうとう出版されました。私は夢考房に関する本を執筆していた関係(未発刊)で1年前から出版されると聞いていましたのでやっとの感があります。

この本は夢考房のある一面についてはよく書かれています。夢考房で活躍している数名の学生の物語は非常に興味深いです。ただ、著者の個人的な偏差値教育に対するうらみつらみにもかなりのページがさかれているので読んでいて暗くなってしまいました。恐らく著者のように偏差値偏重の世間の風潮により心に傷を負った人が結構いると思います。実際に金沢工大にもいます。そういった学生(ある種の自己否定)が夢考房の教育システムにより元気を取り戻してくれることを我々も願っています。この本をボストン日本語学校図書館に寄贈しましたので、御利用できる方は是非お読みください。

なお、夢考房にはいろいろな学生が参加していて、心に傷を負っていない優秀な学生も大勢います。つまり、夢考房があるから金沢工大を選んでくれた学生たち。そういった違う面もあることもここで述べておきます。別の角度から見た夢考房関連本の出版が待たれます。

コメント

  1. でむ より:

    2月28日にボストン日本語学校図書館で確認したところ一番奥の棚に2冊ありました。

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