SiTIK VS CIT Brainとの試合風景.
5月5日(月)はロボカップジャパンオープン2008沼津の最終日でした.ヒューマノイドリーグ・キッズサイズはTeam Osakaが優勝,CIT Brainが準優勝,3位は夢考房SiTIKとJeapでした.スケジュールの関係で3位決定戦は行われなかったので,SiTIKとJeapともこのブログでは仲良く?3位としておきましょう.なお,予選で両チームの対戦がありスコアレスドローでした.
SiTIKチームは参加2年目でベスト4になったので健闘したのではないでしょうか.このチームの特徴は,ロボットを学生が自作したところにあります.多くのチームはプロが製作した信頼性の高いロボットを利用しています.Team OsakaとCIT Brainのロボットは運動性能,信頼性が非常に優れています.このような優秀なロボット達に,学生が手作りしたロボットで参戦することはチャレンジングであり,将来のロボットエンジニア育成に寄与するものだと考えます.
また,多くのチームが外装を脱ぎ捨てスケルトン化する中,かわいい外装やカッコいい外装にこだわった点にも特徴があります.特に,新型ロボットの真(Makoto)は,売り物になるぐらい完成度が高いものだと考えます.問題点としては,重量が5kg超とチーム大阪やCITのはじめロボットより約2kg重く,機敏な動作ができないことです.Robo-Oneに出場するなら良いかもしれませんが,RoboCupでは少し重いかもしれません.
新型ロボット「真(Makoto)」
コメント