Ubuntu20.04:インストールと設定 (ThinkPad X1 Extreme Gen4)

Ubuntu20.04をThinkPad X1 Extreme Gen4にインストールと設定したのでその備忘録。ここでは、増設したSSD(Samsung 980 PRO  2TB)にインストールした。作業時間は1時間程度だった。

注意:以下の作業でWindowsが消えたり、起動しなくなったり、ファイルが消えたりしても、私は一切責任を取れません。重要なファイルはバックアップを取ってから、自己責任で作業をしてください。

準 備

  • Windows PC: ThinkPad X1 Extreme Gen4
    • メモリ: 64GB
    • SSD: SAMSUNG 980 PRO (PCIe4.0 NVMe M.2)
  • インストール用のUSBメモリ(以降、インストールUSBと表記 ):1個
    • Ubunut20.04のイメージは約2.7GBなので4GBもあれば十分。USB2.0でもOK。
    • この例ではTOSHIBA USB2.0メモリ TNU-A016B (8GB)を使用した。
  • 作業を間違えるとWindowsが丸ごと消えるので、重要なファイルは必ずバックアップを取ってください。

作業の流れ

  • 作業1:Ubuntu 20.04 LTSイメージのダウンロード(所用時間:約5分)
  • 作業2:Rufus (USBメモリ等にイメージを書き込むソフト)でUbuntuイメージをインストールUSBに書き込む(所用時間:約10分)
  • 作業3:BitLockerの無効化:この例では既にWindows10がインストールされているSSDを分割して,Ubuntuをインストールする.Windows10がインストールされているSSDの領域がBitLockerが有効化して暗号化されているとUbuntをインストールできないので,それを無効化する(所用時間:約10分).
  • 作業4:SSDパーティションの縮小.Windowsがインストールされているパーティションのサイズを縮小してUbuntuをインストールする領域を確保する(所用時間:約10分).
  • 作業5:インストールUSBでPCを起動してUbuntuをインストールする。(所用時間:約30分~1時間)
  • 作業6:動作確認(所用時間:約3分)
  • 注:所用時間は目安でありネットワーク環境によって大きく変わります。

作業1:Ubuntu 20.04 LTSイメージのダウンロード

作業2:RufusでUbuntuイメージをインストールUSBに書き込む

  • 以下のサイトからRufus 3.13 Portableをダウンロードして、Ubuntuイメージと同じ場所に保存する。探すのが面倒な場合はここをクリックする。
  • インストールUSBをPCに差し込む。
  • ダウンロードしたRufusはポータブル版なのでインストール不要。rufus-3.13p.exeをダブルクリックすると起動する。
  • 起動したら下図のように設定してから、右下の[スタート]をクリックする。途中でいくつか聞かれるがデフォルトのままでOK。Ubuntuのイメージの書き込みが終わったら[状態]の[準備完了]が全て緑色になるので[閉じる]をクリックして終了する。
    • デバイス:USBメモリを選択する。
    • ブートの種類:[選択]をクリックして、ダウンロードしたファイルを選択し、[開く]をクリックすると、ブートの種類が下図のように[Ubuntu-20.04.2.0-desktop-amd64.iso]となる。
    • その他の項目は以下のようにデフォルトのままでOK。

作業3:以下のリンクの手順に従ってWindowsのBitLockerを無効化する。

  • Windowsスタート→設定→更新とセキュリティ→デバイスの暗号化
  • [オフにする]をクリックする.
  • 5分ぐらいで暗号化の解除が終わる.

作業4:SSDパーティションの縮小.Windowsがインストールされているパーティションのサイズを縮小してUbuntuをインストールする領域を確保する.

  • スタート→Windows管理ツール→コンピュータの管理→ディスクの管理
  • 縮小の対象となる(C)ドライブを選択する.
  • メニューバーから[操作(A)]→[すべてのタスク(K)]→[ボリュームの縮小(H)]を選択する.]
  • [縮小する領域のサイズ(MB)]に何MB縮小するか入力して,[縮小(S)]をクリックする.

作業5:インストールUSBでPCを起動して、PCのSSDにUbuntuをインストールする。ネットワークに接続された環境で行う。

  • Ubuntu USBとイメージを書き込んだインストールUSBをPCに差し込み、PCを再起動する。
  • 再起動したらすぐBIOS画面(ThinkPadはF1、メーカによって違うので調べる)にして、StartupからUSBからブートできるように設定する。[Windows Boot Manager]の上に[USB HDD Generic Flash Disk]をマウスでクリックして移動する.

 

  • [GNU GRUB]の画面になる。1番上の[Ubuntu]が選択されていることを確認してEnterキーを押す。

 

  • [Welcome]の言語選択の画面になるので、一番下の[日本語]を選ぶと以降日本語でインストール作業ができる。日本語を選択して[Ubuntuをインストール]をクリックする。

  • [キーボードレイアウト]の画面になるので、自分のキーボードが選択されていることを確認して、[続ける]をクリックする。

 

  • [アップデートと他のソフトウェア」の画面になるので、以下のように設定して[続ける]をクリックする。

  • [インストールの種類]の画面になる。これからの作業を間違えるとWindowsが消えてしまうので、これから細心の注意を払う。インストールの種類は[それ以外]を選択して[続ける]をクリック。

  • インストールしたいSSDに割り当てられているデバイスを選択する。この例では、WindowsでCドライブを縮小したので,空き領域が1055976MBある.そこにUbuntuをインストールする.
  • USBにはUbuntuのブートローダがインストールされるEFIシステムパーティションとUbuntuがインストールされるルートパーティションを作る。まず、EFIシステムパーティション領域を作成する。上図の[空き領域]になった箇所を選んで、左下の[+]をクリックすると次のウインドウが開くので、次のように設定して[OK]をクリックする。
    • サイズ:200MB
    • 新しいパーティションのタイプ:基本パーティション
    • 利用方法:EFIシステムパーティション

  • 次に、ルートパーティションを作る。同様にして空き領域を選び、左下の[+]をクリックしてパーティションを作成する。全てのサイズをルートパーティションに割り当てる。マウントポイントを/にすることを忘れないように。[OK]をクリックする。
    • 新しいパーティションのタイプ:基本パーティション
    • 利用方法:ext4ジャーナリングファイルシステム
    • マウントポイント:/
  • 最終的な/dev/nvme0n1の構成は以下のようになる。
  • 次にUbuntuを起動するブートローダをインストールするデバイスを指定する。SSDから起動するので、SSDでEFIシステムパーエィションを設定したデバイスを選び,[インストール(I)]をクリックする.この作業も最新の注意を払う.この例では/dev/nvme0n1p5となる.
  • [ディスクに書き込みますか?]が出てくるので、初期化されるパーティションに間違いがないか確認する。間違えるとWindowsが消えたり、起動しなくなるのでよく確認すること。問題がなければ[続ける]をクリックする。
  • [どこに住んでいますか?]画面になるので、地方に住んでいても[Tokyo]のまま[続ける]をクリックする。

  • [あなたの情報を入力してください]画面になるので、必要な情報を入力して[続ける]をクリックする。
  • [Ubuntuへようこそ]画面になり、システムがSSDにインストールされる。終わるまで、5分程度かかった。
  • [インストールが終了しました]画面になる。[今すぐ再起動する]をクリックして再起動する。

  • インストールUSB(下図ではinstallation medium)を抜いてからEnterキーを押すと再起動する。

 

作業6:動作確認

  • 再起動するとGRUBの画面になるので10秒待つと自動起動する。GRUBはGNUプロジェクトで開発されているブートローダ。下図の場合、Windowsを起動したい場合は[Windows Boot Manager]を下矢印キーで選択してEnterキーを押すとWindowsが立ち上がる。もし、GRUBの画面が出ずにWindowsが立ち上がったらBIOSでUbuntu USBからブートするように設定する。

  • 以下の画面になれば成功。パスワードを入れてログインしよう!

  • ソフトウェアのアップデート
    • USBからインストールしたUbuntu20.04を次のコマンドでアップデートする.
      • $ sudo apt update
      • $ sudo apt upgrade

少し幸せになる設定

  • 私がUbunutuをインストールするときによく使う設定等を紹介しよう!
  • フォルダ名の英語化:ホームディレクトリのフォルダ名を日本語から英語に変更する。Linuxはコマンドを打つ場合が多いので日本語のディレクトリは何かと困る。以下のコマンドを端末で実行する。端末は、下図の左下隅にある9個の点アイコン[アプリケーションを表示する]をクリックすると最上部に現れる[検索窓]に[terminal]と入力すると見つけることができる。なお、以下のコマンドで$はプロンプトなので打ち込まない。

    •  $ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
      • Enterキーを押すとウインドウが開くので、”Don’t ask me this again”にチェックを入れて、[Update Names]をクリックする。
  • CAPS LOCKとCTRLキーの入れ替え:CTRLキーを使う機会が多いので入れ替える。
    • Tweak toolをインストールする。
      • $ sudo apt install gnome-tweak-tool
    • gnome-tweaksを起動する。
      • $ gnome-tweaks
    • [キーボードとマウス]→[キーボード]→[追加のレイアウトオプション]→[Ctrl position]の[□CtrlとCaps Lockを入れ替える]に下図のようにチェックを入れる。再起動すると有効になる。

  • 時間をローカルタイムに設定
    • 同じコンピュータでWindowsとLinuxを使うとWindowsの時間帯が世界標準時になり-9時間ずれるので、Linuxの時間を次のコマンドでローカルタイムにする。
      • $ sudo timedatectl set-local-rtc true
  • Swapファイルの設定
    • メモリを64GBに増設したので,Swapファイルを設置しなかった.必要があれば,次のサイトを参照して設定する.
    • Swapファイルの設定

アプリのインストール

  • Google chrome
    • $ wget https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb
    • $ sudo apt install ./google-chrome-stable_current_amd64.deb
  • よく使うgit、 emacs、 vimなど
    • $ sudo apt install git emacs vim htop tmux byobu grub-customizer
  • Visual Studio Code
  •  付箋アプリ
    • $ sudo add-apt-repository ppa:umang/indicator-stickynotes
    • $ sudo apt update
    • $ sudo apt -y install indicator-stickynotes

終わり

お疲れ様!

 

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