夢考房プロジェクトが今のところ順調に成果を挙げている秘密は何だと思いますか?こういう話をすると「要はお金でしょ」という人がいますが、必ずしもそうではありません。確かに常勤技師を雇用しなければいけませんし、施設も必要です。プロジェクトの運営費も必要なのでお金がかかることは事実です。でも、いくらお金をかけたところで同様な教育効果を挙げることは難しいと考えます。本学では夢考房の設立と同時に、機械科の実習工場を潰していますので実習工場の技師の雇用費をそれほどかわらないとある理事は話していました。また、プロジェクトの運営費は企業とOBからの寄付で賄っています。
今のところうまくいっている秘密に話を戻すと、まだ定量的なデータをとっていないのではっきりしたことはいえませんが主に以下の2点だと考えています。
単純にいうと学生と技師の力をうまく引き出している非常に巧妙なシステムが夢考房なのです。