あるケンブリッジ公立学校のKindergartenのクラス内部を写真で紹介します。Kindergartenは公立学校に併設され日本の小学校1年と幼稚園年長の中間的なもので、小学校1年への入学準備的な意味合いを持ち5歳児用の教育です。
クラスの広さは、正確に測っていませんが7メートルx14メートル程度ありとても広い感じを受けます(他の公立学校を3校ぐらい見学しましたが教室の広さは同様でした)。クラス内はいくつかの場所(センターと読んでいる)に分かれており、絵本などを読むリーディングセンター、リスニングセンター(ラジカセで絵本のテープを聴く)、文字の練習をするライティングセンター(読み書きには特に力を入れています)、算数をするマスセンター、絵や工作などをするアートセンター、金魚や昆虫などを飼育しているサイエンスセンター、ブロックや積み木などのお遊びをするセンター、ドラマティックプレー(ごっこ遊びをする場所)、洗面所(冷蔵庫、電子レンジもある)、コンピュータなどがあります。
日本も最近豊かになりましたがこれほどの環境の幼稚園は少ないのではないでしょうか。 Kindergartenで問題点を探していますが中々見つかりません。私の子供は日本の幼稚園では通園拒否に近い状態になりましたが、ここではとても楽しく学校に通っています。
これだけの教室で2名の先生から教えてもらえるアメリカの子供達(このクラスはたった14名)はとても素晴らしい教育環境にいます(本当に重要なのは教員の質ですが子供の担任は熱心な先生です)。アメリカの底力を感じました。
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