3次元描画ライブラリirrDrawStuff-0.04リリース

ちょい悪2足歩行ロボットWarusapのデモプログラム (warusap.cpp)

demura.netで開発している物理計算エンジンODE 用3Dグラフィクスライブラリdrawstuffの上位互換であるirrDrawstuff-0.0.4 (略称iDS)を公開します.

今回のバージョンアップの主な変更点はLinuxへの対応です.

ダウンロード

必要な環境

  • ODE-0.11.1
  • irrlicht-1.7.1

インストール法

0.05の予定

  • リリース時期:2010年3月中
  • フレームレートの固定機能を追加
  • 影の実装

変更履歴

  • Version 0.0.4
    • Linuxへの対応.Linux環境下でg++でビルドしたときにBuffer Overflow Detectedのエラーが表示されるバグの修正。
    • シミュレーションの経過時間[s]をタイトルバーに表示。ただし、この経過時間はシミュレーションの計算時間ではなく、実際に経過した時間。シミュレーションの計算時間を表示する方法はデモプログラムbounce.cppを参照。
    • 2足歩行ロボットのデモプログラムwarusap.cppの追加.fキーを押すと歩行を始めます.
  • Version 0.0.3
    • diDrawLine, diDrawTriangleの高速化
    • irrlicht1.7.1への対応
  • Version 0.0.2
    • 高速化
    • メニューバー実装
    • ウインドウの大きさを変更可能とした
    • DirectXでCould not get lower surface level for mip map generationと出るバグを解消
    • APIは変更ないが,ソースコードをC++化した.そのためファイル構成を大きく変更した.
    • irrlicht1.7に対応
    • 球(sphere)のみ影を実装
    • デモプログラムにshapes.cppとtrimesh.cppの追加,cube.cppの削除

To Do リスト

  • 視線方向の設定がODEと違う
  • 球以外の影が表示されない
  • 頂点数の制限があり65536個より大きい3Dオブジェクトファイルを表示できない
  • 3Dオブジェクトファイルから読み込んだジオメトリの衝突検出が不完全
  • DirectXへの対応。現状ではDIRECT3D9 begin scene failedとエラー表示されバグあり。
  • チュートリアル、マニュアルの作成

コメント

  1. ひびきの より:

    v0.05のリリースを楽しみにしています。

    ところで影が緑色で描画されたのですが、これは自分の環境のせいでしょうか?

    ↓VS2005で作ったサンプルです。参考までに。
    http://dl.dropbox.com/u/1910362/iDSTest.zip

    • demu より:

      ひびきのさん,

      バグ報告ありがとうございます.

      環境のせいではなくバグです.v0.05では直します.

      気がついた点や要望があったら気軽にコメントしてくださいね.

      でむ

      • ひびきの より:

        でむさん

        DrawMesh::loadMesh()関数なのですが、

        *vertices_address = (float *) vertices1;
        *indices_address = (dTriIndex *) indices1;
        safe_delete_array(vertices1);
        safe_delete_array(indices1);

        これは、関数を抜けるとvertices1とindices1がNULLになって、ポインタで指せなくなるのでは?

        • demu より:

          ひびきのさん,

          ご指摘ありがとうございます.初歩的なミスです.
          ポインタ参照元の記憶領域を解放してはいけませんね.

          でむ

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