RoboCup2006: EIGEN3位 ドイツ表彰台独占を阻止する


Fu Fighters陣内に深く攻め込む慶應EIGENチーム

RoboCup2006(ロボカップ2006)が終了しました.今大会はドイツZDFテレビがかなり力を入れて放送し,ドイツ国内で100万人が番組を視聴したということで,RoboCup10周年にふさわい記念すべき大会となりました.

ミドルサイズリーグの成績は以下のとおりです.EIGENは3位決定戦でドイツ ベルリン自由大学のFu Fightersを2対1で破り3位に入賞しなんとか日本の意地を見せました.

ただ,残念なことに試合終了間際,審判の不手際によりファールの笛を吹き忘れたためFu Fightersが得点したように見え,ドイツの観客は大喜びです.この得点が認められれば残り時間がほとんどなかったのでPK戦に突入したでしょう.しかし,審判はルールに従いこの得点を認めませんが,ルールの良くわからない観客は大ブーイングです.EIGENは実力で勝ちましたが何か後味の悪い試合でした.

今回の大会を総括すると、ドイツと日本の力の差が完全に逆転しました.歴史的に見ると2001年まではドイツ勢が強く、2002年から2005年は日本が強く、今年からまたドイツ勢が強いという振り子現象です。再度日本が強くなるためには、ドイツ勢より劣っているロボットビジョンの能力を高めることがまず先決です。具体的には、ピッチのラインを見て自己位置を推定する方法や形状の情報を使ったボール認識です。つまり、色に頼っていた画像処理からの決別です。

  • 優勝: Brainstormers Tribot(オスナブラック大学,ドイツ)
  • 準優勝: COPS(スタッドガルト大学,ドイツ)
  • 3位: EIGEN(慶應義塾大学)
  • 4位: Fu  Fighters(ベルリン自由大学,ドイツ)

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