RoboCup2005:準々決勝 WinKIT ベスト8

Philips Kick

フィリップスのロングシュート

大会も4日目、決勝トーナメントの日を迎えました。梅雨明けも間近で天気も良く朝からセミが鳴いています。土曜日なので多くの観客がくるでしょう。入場料は大人1200円ですが、子供は中学生まで無料です予選の成績では準々決勝を勝ち残るのはEIGEN、Philips、Cops、Minhoですがサッカーは試合をやってみなければわかりません。

注目の試合はWinKITとPhilipsの対戦です。昨日の記事でもPhlipsを紹介しましたが、人間のサッカースケールで考えるとPhilipsのキック力はゴールキックから得点する能力を十分に持っています。まさに、PhilipsはRoboCupの数年前話題になった少林寺サッカーチームなのです。WinKITはカメラを壊されないようにカメラガードを装備しました。WinKITはシュートを打たせないように早めにプレスをかけるますが相手の超強力シュートに弾き飛ばされないようにしなければなりません。試合開始が楽しみです。

7月16日(土) インテック大阪
10時:EIGEN(慶応大学) 2点 VS Orient(東洋大学) 0点
前半は0対0でしたが、終始優勢に試合を進めるEIGENは後半になり2得点を獲得し昨年のチャンピオンチームEIGENが順当に勝ちました。

11時:WinKIT(金沢工大) 1点 敗 VS Philips(オランダ) 1点 PK勝
予想通りの展開になりましたPhilipsは遠距離から超ど級のロングシュートを打ってきます。WinKITはスピードが速いのが特徴ですが、大きなロボットがすぐプレスをかけてくるのでなかなかスピードを出すことができません。そうこうしているうちにPhilips陣のペナルティマークからPhilipsがリングシュート。2バンドしてWinKITのキーパーの上をこえゴール。これにはなすすべがありません。WinKITにもチャンスがなかったわけではなく前半終了間際にゴールがらあき状態の決定的なチャンスがありましたが、ペナルティエリアに入ったボールをフォワードが押し込めません。

後半に入っても前半と同じような試合展開です。WinKITもボールにうまく回り込みができずボールがタッチラインを割ります。Philipsもロングスローインで直接ゴールを決めましたがスローインはインダイレクトフリーキックなので得点になりません。時間だけがどんどん過ぎていき後半も終了間際、WinKITのフォワードが奇跡的にゴールを決め1対1の同点になりすぐ試合が終わりました。まるで日本代表の大黒選手のようです。

いよいよPK戦です。先にフィリップスが5回蹴り、5本とも決めます。あの超ど級シュートをとめることができるキーパーはロボカップにはいません。WinKITの番になりましたが1回目でPKを外しここでWinKITのRoboCup2005は終わりました。

13時:Trackies(阪大) 2点  VS COPS(ドイツ) 0点 
優勝の最有力候補COPSと地元阪大Trackiesとの試合です。Trackiesは毎年上位入賞する強豪チームです。また、監督がRoboCupのプレジデントを務める浅田先生です。浅田先生はロボカップを提唱した研究者の一人で世界的に著名な研究者です。

さて、Trackiesはハードウェアなどの不調で予選を苦戦しましたが、決勝トーナメントになると調子を上げてきました。その辺が強豪チームの調整法なのかもしれません。Trackiesは固いディフェンスとなかなか強力なキック装置を有しています。ロボットもCOPSよりは比較的大きく、Trackiesにゴール前をがっちり守られるとゴールを割ることは非常に困難です。

Trackiesの1点目はTrackiesのフォワードとゴールキーパーがほぼ1対1の局面になりTrackiesのシュートがキーパーに当たりましたゴールインしました。2点目はなんとCOPSのオウンゴールです。COPSは非常に運動性が高いのですが、ゴール前をがっちり守られたり、早めにプレスをかけられるとスペースがないため高速に動くことができません。現在のロボットの性能やサイズ(最大 横50cmx縦50cmx高80cmと比較すると8mx12mのコートは狭すぎるのです。

地元大阪のTrackiesがCOPSに勝ったので会場は大いにわきました。

14時:FuFighters(ドイツ) 1点  VS Minho(ポルトガル) 0点 

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