RoboCup2005:セットアップ2日目・テクニカルチャレンジ・プレスプレビュー

プレスプレビュー
今日はセットアップ2日目でテクニカルチャレンジ、プレスプレビューがあり明日から予選が始まります。

予選グループ分けは10時から12時まで実施されるテクニカルチャレンジ(ドリブル)の成績により決まります。13時5分からはプレス用として慶応EIGENと金沢工大WinKITが5分程度のデモ試合が実施される予定です。どんな試合になるか今から楽しみです。

テクニカルチャレンジ:WinKITはテクニカルチャレンジを10時30分頃から実施しました。この競技は片方のゴールから障害物に衝突しないで反対側のゴールに入れるまでの得点を競うものです。ハーフラインを超えると1点、ゴールすると1点、障害物に当たる毎に1点減点されます。WinKITの1回目はゴールまで運びましたが、途中で2個の障害物に当たったため0得点、2回目もゴールしましたが途中で1個の障害物に当たり1得点、3回目はボールをドリブルもできずに制限時間90秒をオーバーし0得点、合計1得点という結果になりました。EIGENは1回目1得点、2回目1得点、3回目は狭い障害物の間をすり抜けゴールし2得点、合計4得点です。さすがはチャンピオンチームといったところでしょう。

プレスプレビュー:13時5分からプレスプレビューが行われメディア関係者が大挙して視察にきました。EIGENとWinKITはゴールデンウィークにKITで開催された春季競技会以来の対戦となりました。両チームともロボットが小型のため6台試合に出場させることができます。コートは8m×12mもありますが約40cm四方のロボットが12台動き回るとオープンスペースがほとんどなく機動性の高い双方のロボットが思うようにその運動性能を発揮できません。

デモ試合はEIGENが優勢に試合を進めるもWinKITの堅い守りを崩すことができません。WinKITも数回チャンスがありましたがもう一歩決め手を欠き得点できず双方無得点で終わりました。この試合を見る限りWinKITは春季競技会で問題のあったセットプレイがかなり改善されています。決定力不足という問題はありますが、明日からの予選に期待のもてる試合内容でした。

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