3education: 2004年2月アーカイブ

この奇妙な建物はいったい何なのでしょうか?

2月末になりケンブリッジもかなり暖かくなり最高気温が0℃を超える日が増えてきました。今日は6℃まで気温が上昇し、GALLERIA ショッピングモール近くの運河の氷もとけ解け始め鳥が水浴しています。
参考サイト
National Weather Service

マサチューセッツ州のキンダーガーテンは半日と全日制があります。The Massachusetts Department of Educationによると全日制に通っている子供の方が、読み書き、算数、学習のスキル、それだけではなく社会的、感情的な発達が優れています。

2月15日の週はケンブリッジパブリックスクールはお休みです。その間、子供向けのイベントがいろいろ開かれます。19日は子供の学校にサーカスがくるというので子供といっしに見に行きました。どんなサーカスがくるか楽しみです。

2月14日はバレンタインでした。日本では年頃の女の子が彼氏に本命チョコを贈ったり、義理チョコを上司に配ったりしていますが、アメリカでは男性が女性へ、夫が妻にバラ、カード、ぬいぐるみなどを贈ります。
MITの春学期(2月3日~5月21日)が始まりました。MITは今では工学、科学だけではなく芸術まで領域を広げている総合大学です。昨年の学内新聞ではスポーツの分野でも世界最高を目指すという野心的な記事がありました。そのため実に様々な講義が開講されるわけですが、計算機科学を専攻した私にとっては人工知能の父といわれているミンスキー(Marvin Minskey)教授の講義を注目しました。御歳77歳。
ボストン日本語学校でサマーキャンプの説明会がありました。講師はボストンでキャンプのコーディネータをしているキム タミイさんで、さすがコーディネータの仕事をしているだけあって話がうまい。以下の説明はキムさんの要約です。
アメリカの小学校は6月下旬から休みになり、9月の新学期まで2ヶ月以上の休みがありこの夏休みの使い方で子供の成長が大きく違ってきます。夏休みの過ごし方でアメリカ人に人気があるのはサマーキャンプです。これはアメリカで発祥したもので100年以上の歴史があり、今では世界各国から参加者を集めるている大きな産業となっています。日本からもアメリカの大自然にふれさせるためや子供の英語力向上などを目的に参加者がいるそうです。
キムさんの話の中でとても面白かったことは、参加した日本人の子供たちや親の感想紹介でした。「誉め上手なアメリカ人達が、たくさん誉めてくださったようで、誉められる喜びを知り、自信がついたようです。ふだん、私たちは、こどもたちをあまり誉めていないなあ、と逆に反省しました。」(サマーキャンプ説明資料から引用)
バースディパーティやサマーキャンプなどアメリカには子供の自尊心を育てる機会が多いのです。そういったところからも多くのアメリカ人は自信満々(実力はさておき)なのかもしれません。
参考サイト
American Summer Opportunities Association(ウェブサイトは日本語です)

息子がクラスのお友達の誕生日にまた誘われ家族で参加しました。今度は自宅から15分程度のところにあるSomervilleのGood Times Emporiumというアミューズメント複合施設(amusement complex)で開催されました。ここはニューイングランド最大の屋内娯楽施設で、ボーリング、ゲームセンター、スポーツバー、クラブ、バースディパーティ会場などがあります。特徴としては、ケーキを持ち込め(その他の飲食物は不可)リーズナブルにバースディパーティを行うことができます。私達以外にも多くのグループがバースディパーティを開いていました。
個人的にあまりよくないと思うことは、ここでは隣接した幼児も楽しめるゲームセンターで参加者が勝手に遊ぶことがメインとなることです。もちろん、バースディケーキに灯ったロウソクの火を消したり、プレゼントを開封するときは全員テーブルに付きますが、それ以外はゲームセンターで遊ぶだけです。コンピュータゲームだけではないので幼児も楽しめますが、会場は薄暗いので私は健全ではないと感じました。
それにしても、プレゼントを山のようにもらう子供(今回はバービィ人形が3体もあった)を見ていると、私達の贈ったプレゼントを大切に使ってくれるのか少々心配になりましたが、これは私の視点であって、プレゼントを山のようにもらった子供はいうまでもなく、うちの子供もゲームセンターでおもいっきり楽しんでいました。子供に自尊心を覚えさせるためにバースディパーティはとても有効なのだと思いました。
MITではいろいろなセミナーが開催されています。各Departmentの開催し週1回昼食をとりながら(ピザやドーナッツがふるまわれる)Lunch Talk、外部研究者を招いて行われるColloquium SeriesやSpecial Talkなどがあり、脳関連分野(脳科学、認知科学、神経科学、言語学)では何らかのセミナーがほぼ毎日開催され極めてアカデミックな雰囲気に浸ることができます。
そういったMITで開催されるセミナーの中で一風変わったものとしてボストン日本人研究者交流会があります。この主催は日本人研究者交流会で場所はMITで約1月に1回開催されています。目的は「様々な研究分野(人文科学、社会科学、自然科学など)の日本人研究者がボストンにおいて学び得たことを互に報告し合い、交流すること」(参考資料から引用)です。
参加者はMIT、Harvardの修士、博士課程の学生、ポスドクの学生の方が多く、Boston Univ.やMGHあるいは民間企業の方もいらっしゃいます。年齢は見たところ20代後半から30代前半が中心ですが、40代、50代の方も若干名いらっしゃるといったところです。演者は最先端なことを専門分野以外の方でもわかるように面白く話してくださるのでとても勉強になります。約2時間半の発表の後は場所を変えて懇親会になり自由にいろいろな方と話すことができます。特に最近は日本でも大学発のベンチャーが盛んですので、工学者がそういった情報を得たり、コネクションを持つためにも有効な場所です。
詳しくは参考資料をご覧ください。過去の講演概要を読むことができます。ボストンへ留学した方なら一度はお世話になったことがあるウェブサイトDrKazu.comのDr.Kazuさんも発表しているんですね。
[参考資料]
ボストン日本人研究者交流会ウェブサイト
2月1日にスーパーボールXXXVIIIが開催されました。この試合にはニューイングランドのPatoriots(愛国者達?)が出場するだけあってボストニアンたちはものすごい盛り上がりでした(ベースボールではヤンキースにボストンレッドソックスが負けたのでこの試合にかけていたのです)。何と、息子の通っている小学校までもが1月30日に学校でイベントがあり、当日はPatoriotsのチームカラー、青、赤、白が入っている服を推奨されたんです(さすがにPatriotsのロゴ入りの服は無理して購入する必要はないとお達しがありました)。
試合については終了間際にキックで逆転するといった劇的な内容でボストニアンはもちろん大喜びです。
