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   KIT Humanoid Leg
 KIT夢考房ロボカッププロジェクトと出村研究室が共同開発中のヒューマノイドロボットの脚部。完成するとASIMOクラスのロボットとなる。
 
KIT 金沢工業大学 工学部 ロボティクス学科のウェブサイトを私が精魂込めて作成したので、demura.netでも宣伝したいと思います。目的は主に高校生やそのご両親、高校の先生、企業の採用担当者へKITロボティクス学科の現状をお伝えすることです。

KITロボティクス学科の一番のオリジナリティは夢考房で、これを一口でいうとプロジェクトXの学生版です。アメリカでは日本と違って必ずしも偏差値で大学を選びません(何とMITも一目置くcaltechよりローズハルマンを選ぶ学生もいるそうです。)日本も本当に自分のやりたいことで大学を選ぶ時期にきていると考えます。学部生で上の写真に示すようなヒューマノイドを設計・製作できる大学は少ないのでしょうか?

さて、わかりやすいサイトにするため、画像やビデオを多く掲載しています。以下の出村研究室へのリンクをたどると、RoboCup Japan Open 2006 中型ロボットリーグでの夢考房WinKITチームと大阪大学Trackies・福井大学FC-Solomonsとの試合、ヒューマノイドリーグでの Darmstadt Dribblersチームと出村研究室(deura.netチーム)との試合のダイジェストを見ることができます。また、現在、夢考房ロボカッププロジェクトで製作中のヒューマノイドロボットの脚部動作試験も見ることができます。 興味のある方はアクセスお願いします。

KITロボティクス学科

 

  中村酒造:白龍
吉田酒造

外国人と話をすると日本文化についてよく聞かれます。日本文化を知るために福井にある吉田酒造の「初呑み切り」という伝統的な行事に参加しました。 

初呑み切りは、酒造にとって大切な行事です。冬に仕込んだ原酒は約1年寝かせ翌年の秋に出荷するわけですが、その前に熟成具合をチェックするのです。杜氏にとっては、この出来が良いか悪いかで収入が大きく変わる運命の日でもあります。

今回お邪魔したのは福井県にある吉田酒造です。吉田酒造は1803年に創立された伝統のある酒造です。福井では黒龍といううブランドが圧倒的に知名度があり、私もそのファンの一人です(福井大学の先生ありがとう)。白龍というブランドを知ったのはKITの近くにリカードゥという酒屋さんがあり、そこの白龍「修」というお酒がリーズナブルでとても個性的だったので気になり、その酒造に興味を持ちました。今回の初呑み切りの行事はリカードゥさんのツアーの一環です。ただお酒を売るだけではなくこのようなイベントを企画することはお酒好きにとっては非常に評価できます。もちろん、酒造までの往復はリカードゥさんがチャーターしたバスなので飲酒運転の心配はありません。

山田錦
吉田酒造自慢の完全熟成堆肥で育てた山田錦(食するには不味いそうです)

さて、初の呑み切り儀式に参加する前に、酒造を見学させてもらいました。1升ビンで1年間に約1万本しか出荷しない小さな酒造さんなのでタンクも小さかったですが、この酒造さんは品質にこだわっており、自家製田で山田錦を栽培しています。しかも、化学肥料を使わず自然農法でお米を育てているのです。多少高くても安心して呑めます。吉田酒造の蔵元は商売っ気のない職人気質の方で好感が持てました。

初呑み切り
初の呑み切りした9種のお酒

初の呑み切では、吉田酒造が誇る9種の日本酒をテースティングするわけですが、私のような日本酒愛好家にとっては、テースティングのために口に含んだお酒を吐き出すことはできず、喉を潤しました。どのお酒も美味でしたが、私が好きなものは常用酒としている「回顧酒 旭泉(1800ml, 2000円、リカードゥでは修)」と本店とリカードゥでしか販売していない「白酔(1800ml, 2500円インターネットで購入不可)」というお酒です。旭泉は江戸時代のお酒を復元するというコンセプトで造られたものです。江戸時代は精米技術が今のように進んでおらず、約85%程度しか精米していないと考えれています(ちなみに現在の大吟醸は40%、つまり60%は捨てます)。スッキリ感はありませんが、コクがありとても美味です。しかも、火入れをしていない生酒なのでビン内熟成します。ロックにするとキリットして、燗にすると重厚な味わいになります。白酔は白酔会という中村酒造の愛好会がブレンドしたお酒です。こちらは、旭泉(修)と違い現代のテクノロジーにより造られたお酒です。どちらもリーズナブルなうえに美味しいので多くの方にお勧めできます。

成人で日本酒をお好きな方は騙されてと思って試されてはいかがでしょうか。amazonでは取り扱っていませんが、以下の吉田酒造さんのサイトから購入できます。日本人で良かったと思うかもしれませんよ。

参考サイト

  1. 吉田酒造
  2. 日本海酒造:リカードゥ

  吉峰寺
吉峰寺(きっぽうじ)

外国人と話をすると日本文化について良く聞かれます。日本文化を良く知るために福井県にある吉峰寺という禅寺を参拝しました。

吉峰寺は曹洞宗(そうとうしゅう)の寺で、大本山である永平寺が開山する前に道元(どうげん)が滞在し、曹洞宗の真髄を語っている「正法眼蔵」の約3分の1を約1年間で書き上げた寺として知られています。

そこの住職さんからお話をお聞きしたので、簡単に紹介します。禅というと良く禅問答を思い出される方も多いかと思いますが、曹洞宗はそのような問答を使わず、ただひたすら心を無にして坐禅することが修行になるとのことです。普段頭を良く使うインテリ向きの禅宗といえるかもしれません。

また、曹洞宗は目立つことを嫌い名誉や権力とは無縁だったそうです。武家政権と密接な関係を持ち勢力を広げた臨済宗(りんざいしゅう)とは異なり、曹洞宗は地方のお百姓さんなどが信者でした。

アメリカの影響を強く受けた今日の日本社会では成果や業績を上げなければ生き残れません。大学も例外ではありません。そのような戦いに疲れた人にとっても、物静かな山中にある吉峰寺のような禅寺は心を癒す貴重な場所だと思います。坐禅体験は随時受け付けているとのことです。

参考サイト

The WinKIT Member
ソウル産業大学校舎 (旧京城帝国大学理工学部)

ソウル産業大学に用事があったので韓国へ出張しました。 ソウル産業大学の先生方によると金沢工業大学(KIT)は韓国でとても有名だそうです。 これはサムソンのシンクタンクが日本の大学教育について調査を行った結果、教育分野でKITが1位という評価を得たことによります。その結果、多くの韓国の大学がKITに見学にこられました。

その中で、KITはソウル産業大学と提携を結び、特に工学教育について機械系学科を中心として協力していくことになり、今回の出張はその一環です。ソウル産業大学は教育大学として韓国ではトップランクの大学で、ものづくり教育に力をいれており、KITと同じような立場にいます。キャンパスツアーで学生の成果を見せてもらいましたが、いずれもレベルが高く我々もうかうかしていられないと感じました。特に、ヒューマノイドロボットのレベルは高かったです。ロボカップに参加するようお願いしました Smile

この大学の総長は元産業大臣で政府と強いパイプを持ち、新しいビルがどんどんでき、政府から大きな資金を得て、現在躍進しています。大学もトップでがらりと変わるという良い例です。

なお、ソウル産業大学は京城(けいじょう)帝国大学(日本が、東京、京都、東北、九州、北海道の次に立てた帝国大学)の施設も引き続き利用しています。歴史的な遺産なので壊すことができないとのことです。 ソウル市内の山側に位置するキャンパスは歴史的なビルと近代的なビルが良いハーモニーを奏でています。

今回の出張では、ソウル産業大学の方にとてもとても良くして頂きました。 この場を借りて御礼申し上げます。


京城帝国大学理工学部同窓会による石碑


ソウル産業大学の最近建築された校舎 

参考ウェブサイト

池の平研修で妙高高原にきています.この研修は普通の大学では卒研のゼミ旅行に相当するものです.ゼミ旅行を授業の一部として取り入れているところがKITのユニークなところです.

さて,昨日はテニスをする予定でしたが,あいにくの雨でできず,その代わり仕事がはかどりました.研修と名がついているだけあり遊ぶだけではありません.食事の時間は決まっており,朝礼,清掃などもしなければいけません.

今日の朝礼では講師を務めたので,その話を紹介をします.

 Summer Camp

 過去、米国のサマーキャンプに関する以下の記事を3件ほど書きました。

とうとう今年の夏、子供を米国の優良サマーキャンプHidden Valley Campに1ヶ月ほど送りましたのでここで簡単に紹介します。

レゴマインドストームを実験に導入している大学は最近ではめずらしくなくなっています。KITも私が担当する実験でレゴマインドストームを使いロボカップJr.のルールに準じてサッカーロボットの製作と競技会を実施しています。

レゴマインドストームとはレゴエデュケーションセンターのウェブサイトでは以下のように説明しており、小学生から大学生までの広い年齢層に対応できるものとなっています。

「レゴマインドストーム」とはレゴ社と米国マサチューセッツ工科大学(MIT)による「子どもの学びとデジタル技術」の研究などから生まれた、レゴブロックとコンピュータを使ってロボットとプログラミングを体験できるロボット製品のブランド名です。

最近では学校だけではなくこれをビジネスチャンスと考え能力開発センターのような進学塾でもロボット科学教室クレファスが開講されレゴマインドストームを教材として使いレゴファーストリーグやロボカップJr.に参加する機会を提供しています。金沢でも数年前から本校で開講しており、小学校3年生から6年生までが対象で月4回(各1時間半)、月謝15000円ですが募集するとすぐ定員が埋まるほど人気が高いということです。

留学期間が1年ということもありボストンへ行くときは荷物が少なかったのでヤマト運輸の海外別送サービスを使いました。大きさは縦・横・高さの合計が250cm以内、重量が25㎏以内の荷物をアメリカなら2万5千円で送れます(航空便)。

さすがに1年もアメリカに住むと荷物が増えたので研究等にすぐ必要なコンピュータや資料などは航空便で、その他大部分の荷物は船便で日本に送ることにしました。日本通運とヤマト運輸から見積もりを取った結果、日通の方が安かったので日通に頼みました。

日本からアメリカへコンピュータを送ったとき壊れたので不安でした。しかも今回はデータのバックアップがあったのでコンピュータにハードディスクをつけたまま日本へ送りましたが、幸運なことにコンピュータは壊れていませんでした。

また、船便は3月11日にボストンから金沢へ送り、金沢で受け取ったのが4月23日でしたので5週間ぐらいかかった計算になります。船便のダンボールも痛んでいなかったので壊れたものはありませんでした。日通とは見積もり時と荷物発送時で料金に差が出るというトラブルがありました(航空便の場合は容積だけではなく重量にも要注意)が、誠意ある対応をしてくれ荷物も問題なく届いたので日通を選んだのは正解でした。

参考記事
帰国準備引越し:ありがとう!Dr.Kazu
お得な海外引越し日通シングル人パック
コンピュータの海外輸送(ヤマト運輸編)

米国留学にあたって仕事で使うデスクトップコンピュータを日本から航空便で送りその際ちょっとした事件があったので書き留めておきます。もう、一年前の出来事です。

ヤマトの海外別送サービスを使ってコンピュータをアメリカまで送りました。別送便の良いところは縦・横・高さの合計が250cm以内、重量が25㎏以内の荷物を1個2万5千円でボストンまで送れるところです。2003年3月30日に金沢から発送して、ボストンで受け取ったのが2003年4月8日でした。

ただ、受け取った荷物に問題がありコンピュータを入れていた箱がかなりつぶれていたのです。かなりひどい荷物の取り扱いをされたのだと思います。ヤマト運輸の人が心配してその場で中を空けて中身が壊れていないか確認してくださいといわれましたが、輸送の際壊れるといけないのでハードディスクをはずし、それを手荷物で持ってきたこともあり、それを組み込んでコンピュータを点検するのは時間がかかるので後で確認することにしました。

成田空港

1年間の留学期間を終え2004年3月28日にボストンのローガン空港を出発し、途中シカゴで乗り返し29日に帰国しました。

ケンブリッジでの1年間の生活はいろいろな刺激がありとても充実した日々でありました。
このカテゴリには記事がこれを含め60話あります。まだ書き足りないことがあるので日記などを掘り起こし100話を目指しますので興味のある方はときどきこのカテゴリをのぞいてみてください。

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