2yumekobo: 2004年1月アーカイブ
金沢工業大学独自の教育システムで、学生が自由にモノ創りに取り組め、それをサポートするために1993年に作られました。夢考房がうまく機能している理由の一つとして、夢考房プロジェクトが挙げられます。夢考房ウェッブサイトでは「夢考房プロジェクトは学年・学科の垣根を越えたチーム編成で、ひとつのテーマを通してお互いの知識を集結させ毎日、創作活動に取り組んでいます。」と定義されています。
簡単にいうと、文科系クラブ(モノ創り関係に限定)を大学が強力に支援したものといえるでしょう。肝要な点は、文科系クラブと同様に学生の自主性が最大限尊重され実質的には学生がプロジェクトを運営し、教職員はそれのチェックをし、各プロジェクトの活動並びに成果に応じて予算等が割り振られるため、競争原理が働いている点です。現在、夢考房プロジェクトは全部で15あり 、大部屋で活動しているのでプロジェクト間の交流は盛んですが、ライバル意識も強いものになっています。
なお、夢考房は夢工房の誤字ではありません。夢考房やKITは金沢工業大学により商標登録されています。また、夢考房のローマ字表記はYumekoboが正しく、Yumekoubouは正しいヘボン式ではありません。パスポートの名前と同じです。

私が夢考房に関わるようになったのはロボカップがきっかけです。当初私の研究室だけで参加していましたが 一研究室では限界を感じており、学生の薦めで夢考房プロジェクトに応募して認められました。
金沢工大(WinKIT)チームは企業チームや名門大学チームがしのぎを削っているロボカップ中型リーグに参加しています 。その中で学部生中心のWinKITが2年連続世界大会で準優勝したのです。これにはアドバイザーの私も正直言って驚き、それ以来すっかり夢考房の魅力(魔力?)に取り付かれたのです。
このカテゴリではその一端でも御紹介できたらと思います。ここで述べていることはあくまで個人的な見解です。
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97年に金沢工業大学へ就職してから7年経ちました。今でこそ各種メディアに取り上げられたり、文科省教育版COEに採択され るなど知名度が上がってきましたが、その当時は夢考房はおろか金沢工業大学させ知らないありさまでした。
そういう私が夢考房に関わるようになったのはロボカップがきっかけです。当初私の研究室だけでロボカップに参加していましたが、ロボカップはリソース(人、金、モノ)がとても必要なので 一研究室では限界を感じていました。学生から「夢考房という制度があり、そのプロジェクトとして認定されると全ての問題点が解決します。」と薦められ学生とともに頑張り、紆余曲折を経て認められました。 プロジェクト発足の経緯もあり、私は夢考房のロボカッププロジェクトの指導責任者になりましたが、夢考房は学生主導型の教育システムなので指導というより あくまでアドバイサー的な立場です。
金沢工大チームはロボカップの中型リーグに参加しています 。そこにはヨーロッパ最大家電メーカ・フィリップスや村田機械などの企業チーム、大学は各国を代表するような名門大学(日本からは阪大、九大、慶応など) チームが参加しています。そういった強豪チームを押しのけて2002年、2003年の世界大会でお世辞にも偏差値 が高くなく、しかもまだ幼さの残る学部生中心の金沢工大チームが準優勝したのです。これには指導責任者の私も正直言って驚きました。それ以来すっかり夢考房の魅力(魔力?)に取り付かれたのと同時にその秘密を探ってみたくなったのです。
このコーナーではその一端でも 御紹介できたらと思います。ここで述べていることはあくまで個人的な見解です。
