Harvard Extension Schoolその後

Harvard University
これは、10月10日のエッセイ 「あこがれのHarvard YardでESL」の続編です。私が受講しているAcademic Writingは週2回、時間は17時30分から19時30分で、合計16週あります。その間、テキストとして主に以下の2冊を読みディスカッションしました。
1. Paul Eschholz and Alfred Rosa, Subjects/Strategies, Bedford, 2003
2. Debra Dickerson, An American Story, Random House, 2001

1に関しては副題のA Writer’s Readerからわかるように大学のWritingコース用の教科書です。実際に今教えてもらっているLevy先生がESLの生徒向けではないundergraduateのWritingの授業で使ったそうです。ページ数は700頁弱あり、その中で取り上げられているエッセイはピューリッツァー賞作家やThe New York Timesのエディターからキング牧師、マルコムXまで多岐に渡りとても面白い内容になっています。

2は貧しい南部の黒人家庭に生まれた著者(女性)が人種差別や性差別などを乗り越えてハーバードLaw Schoolを卒業しますが、弁護士になるのではなく生まれ故郷に帰り、その知識を生かして貧しい黒人を救うという物語になっています。

授業時間はほとんど読んだEssayに関してのディスカッションについやされます。しかも授業スタイルとしては先生が司会をやるのではなく、毎回学生が順番で司会をやりディスカッションを進めていくのです。これはHarvard Extension SchoolのESL(正式にはInstitute for English Language Programs)流のやり方だそうです。このようなスタイルの場合、日本の大教室で開講される授業のように学生は居眠りや携帯メールなどをやる暇はなく、学生が積極的に授業に参加せざるをえません。また、予習をしないで授業に参加してもディスカッションに参加できないので、しっかり予習をしなければいけません。また、学生達と真剣にディスカッションするので、お互いに文化の違いなどを理解できとても仲良くなります。このような学生主導型授業の教育効果はとても高いと実感しています。ただ、一つ問題があってこのような授業形態はおそらく10名以下でなければうまく機能しないことと、学生のレベルが高くないと内容も低レベルなものになるので能力別のクラス編成がどうしても必要になる点です。

さて、肝心のWritingはEssay(2ページ)を5本書きます。1本完成させるまでに先生が2回添削をしてくれます。私のようなNon Nativeにとっては文章が正しいかどうかわかりません(文法的に正しくても、英語、特にWritingでは使われなかったり、フォーマルではなかったりします)。文法の勉強などは自分でも勉強できますが、文章の校正は私の英語力ではまだまだ難しいので添削を受けることによって非常に勉強になります。このAcademic Writingは受講して本当に良かったと思います。

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