ボストン日本語学校卒園式

ボストン日本語学校卒園式

3月20日はボストン日本語学校幼稚部の卒園式でした。ボストン日本語学校はメドフォードにあり、ボストン近郊に住む主に両親とも日本人またはアメリカ人と結婚した日本人の子供が毎週土曜日だけ通っています。幼稚部の入園資格は簡単な日本語での日常会話が理解でき、おむつが取れていること、親が授業のヘルパーをできることが条件となっており国籍等は関係ありません。

幼稚部の他に、小学部、中学部、高校部があり3歳から17歳まで日本語、日本の歴史、算数、数学を学ぶことができ、その他に日本語を第一言語としない子供を対象とした日本語部もあります。

ボストン日本語学校が頑張っているなと思うことは、土曜日の9時から12時までの3時間しか授業がないのに、日本の学校で実施しているほぼ全ての行事、入園式、入学式、授業参観、運動会、園外保育、誕生日会、発表会、卒園式、卒業式などがあることです。

生徒の中にはアメリカ生まれの子供や日本で生まれてもアメリカでの生活が長く英語の方が得意で日本の歴史や文化を知らない子供が多くいます。彼らにとってはボストン日本語学校は日本を知り、自分のアイデンティティを知るまたとない機会となっています。

子供たちの文集を読むと、低学年のうちは日本語学校の意義をあまり見出せなかったものの、高校部の2年生(最終学年)になると日本語学校をずっと続けて良かった、自分のアイデンティティを知ることができたという感想が多く日本語学校の存在意義を感じます。

ただ一つ日本の幼稚園と比較して違うと思ったことは、教える内容(歌、絵本)がレトロな(私が習ったときとほぼ同じ)ことです。今時「♪数字の一はなあに?工場の煙突♪」という歌を教えている幼稚園はあるのでしょうか?秋祭りのときも、日本の遊びで剣玉、面子があり、なんと面子には源氏義経、大石内蔵助が描かれていました。

担任の先生の趣味なのか学校の方針かよくわかりませんが、日本語学校は今の日本人が忘れている日本の良さを教えてくれるところなのだと思いました。

参考サイト
ボストン日本語学校

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。